そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

山際を辞任させなかった甘利と菅、自民の暗部の重圧そして統一教会と創価学会が支える

2022-10-30 | 岸田文雄

山際大志郎が辞任した。少しでも日本語が解る人物であれば、小学生でも海外からの移住者でもわかる嘘をつきとおしてきた。
写真を見せつけられて否定したいができない。そこで、「写真があるなら出席したと考えるのが自然だ」と言ってしまった。次々と明らかになる統一教会の親密な写真が出てくる度に、「写真があるから行ったのでしょう」とかいうような、記憶がない発言をくりかえしてしていた。嘘であることは誰が見てもはっきりしている。
極めて重要な会議への出席であっても、会議には何万も出席しているから全部覚えていない。統一教会の会長と合っても、その集会で演説しても、海外にまで同伴しても、記憶にないを繰り返すのは、情けない話である。映像で見る彼の顔は、明らかに怯えたようにオドオドし、浮揚する眼球の動きが哀れですらある。
山際の祖父は私の恩師でもある。彼が獣医師を目指したのは、祖父が獣医師界の黎明期を支えた人物でその影響があるであろう。しかし何故政治家を目指したかは知る由もないが、適任ではないことはだけはハッキリしている。
山際の擁護をするわけではないが、岸田政権のメンツと派閥の力学が絡み合ってのことである。岸田は統一教会問題が浮上するとみるや、内閣改造を一月前倒して組閣した。萩生田など関係する人物を閣外に追いやっての組閣である。ところが実態は、統一教会に関係した人物は倍増してしまった。岸田の調査は、党内の統一教会とのアンケート調査を見るように、岸田は統一教会に関する情報に疎かったのである。山際を罷免すると、次なる候補がひしめいている。岸田は山際の辞任を待っていた。
地元の激戦区神奈川県の先輩で麻生派閥のへ迎えた甘利明に、岸田の意向を受けて辞任を強く止められていた。神奈川県の菅の傘下の議員は全員、統一教会のお世話になっている。しかも関係が極めて深いこともわかっている。選挙になれば、我が物顔で活躍すると言われている。激戦区には欠かすことのできない統一教会の存在である。
ところが岸田は山際の首を野党に示してみたものの、新たな事実が統一教会側からのリークで発覚したのである。国政選挙に際し候補者に統一教会が示し、政策に署名をする、「政策協定」といえる推薦文書を交換していた議員が数多くいることが明らかになったのである。斎藤洋明衆院議員 に続き、大串正樹デジタル副大臣、山田賢司外務副大臣が署名をし、木原誠二官房副長官、さらに下村博文元文科大臣も推薦書を受け取っていた。
自民党の政策に影響は受けていないと、岸田は調査すら拒んでいる。  結局自民党は創価学会と統一教会という宗教団体に支えられた政党でなのである。

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