そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

やらせのブルーインパルスと花火師たち気概の花火

2020-06-02 | 新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの影響で、大勢の人が密集する花火大会中止の報告が相次いでいる。全国の花火業者の有志らが、一斉に花火を打ち上げる「CHEER UP!花火プロジェクト」を立ち上げた。全国163の花火業者が同プロジェクトに参加するとしており、6月1日の夜8時カルチあげることにしていたが、打ち上げる場所は3密を避けるため非公開となっている。国民が下を見ることなく、上を見て欲しいという願いを込めて
運営元は、同プロジェクトについて「悪疫退散を祈願し、全国の人たちに希望と元気を届けたい。花火業者が全国各地で一斉に花火を打ち上げるプロジェクトを立ち上げました」と述べている。
また、Twitterで「#cheeruphanabi」のハッシュタグを付け、自宅から見上げた花火の動画や写真を拡散するよう協力を呼びかけ。密集を避けるため自宅から鑑賞するようにとのことだ。
花火大会は、江戸時代の享保17年(1732)の大飢餓や疫病で犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈り、隅田川で行われた水神祭が「両国の川開き」の由来とされている。各地の花火大会中止で花火師たちは落ち込みながらも、花火大会の起源となった意味を前面に人々を上を向かせた。彼らは、「悪疫退散を祈願し、花火を見上げて“笑顔”になってもらう。全国の人たちに希望と元気を届けたい。」とコメントしている。
全国各地で突然の花火打ち上げを見た人たちは、空を見上げ強いメッセーじを受け取った。
それに比べ、青空の東京と上空をブルーインパルスが幾筋の白い線を描いて、医療従事者に感謝の姿勢を示したとされるのは、河野太郎の演出であった。医療従事者が屋上に出て手を振る映像がメディアに流された。手を振ったのは防衛大学病院の医療従事者である。彼らもよくやっとは思うが、同じ職場内の政権のパフォーマンスであり、素直に喜ぶことができない。
職場を奪われた花火師たちの気概がある以上、この国はまだ捨てたものではない。


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