神戸学院大教授上脇博之氏が、手作業で丁寧に調べた自民党パーティ券裏金の存在で、今年3月に告訴していたが、検察がやっと動き出したが9月ごろであるが、共産党機関紙赤旗が報道したのが11月6日である。
1960~80年代ならそんな悠長なことはなかったはずである。各誌が一斉に先を競って報道したはずである。あるいは立花隆のようンルポライターが黙ってなかったはずである。森友、加計学園問題にしても、桜を見る会にしても、時間が経ってから大騒ぎしても、嘘つき本舗(私の呼称)の安倍晋三の強権体制には及ばなかった。情けない民主国家である。
嘘つき本舗の自民党の最大派閥の安倍派(清和政策研究会)が、政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとみられる問題で、派閥が直近5年間で所属議員にキックバック(還流)した裏金の総額がどうやら5億円超に上る疑いがあることがわかった。前回述べたとおり、政党助成金を最も受けているところが、最も裏金を作っていたのである。金をたんまり受け取ったら、もっと欲しいというのである。金持ちはケチだ。安倍派のパーティ収入は最大派閥でありながら、宏池会より少ないのは裏金に回していたためか。
特に安倍派が酷く99名のほとんどが裏金を作っていた、或いは事務局が勝手に処理したものとみられる。現事務総長の塩谷が、「多く貰った場合は議員に還元していた」とすんなり述べたが、犯罪意識がなかったのであろう。評論に値しない馬鹿どもである。
検察は1千万円以下は起訴しない方針と言われる。余りにも多いのでどっかで切ろうという算段かもしれない。それでもいいが、量刑も執行猶予でもいいが、先ごろ辞任した公職選挙法違反の柿沢未途前法務副大臣が、どうやら公民権を剥奪されそうである。
だったら、1千万以上のお偉方たちも公民権を剥奪するべきである。日本御政治が明るく透明感が増すだろう。
主に安倍派の嘘つき本舗の議員たちは、全く同じ言葉で弁解する。「捜査に影響が出るので発言は控える、事務所は精査して時期を見て説明する」というのであるが、有罪になった政治家で説明したのを、ほとんど見たことがない。殆どがだんまりである。どうせこんな人物である。公民権を剥奪しておけば、少しは良くなるであろう。
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