そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

野党は攻撃の矛先を失った

2016-01-28 | 安倍晋三
甘利明経済再生担当相は今日(28日)、週刊文春が報じたスクープ記事、金銭授受問題で建設会社側から大臣室と地元事務所で現金を受け取ったと認め、秘書への監督責任を踏まえ閣僚を辞任した。安倍晋三の盟友で政権を支えていた大黒柱である。政権にとって大きな打撃である。
嵌められたとはいえ、これほど明確な事実関係があるので、人以外の選択肢はなかったとみるべきである。そう見ると、甘利の辞任は絶妙のタイミングともいえる。安倍政権は最初の被害で終わらせることができた。おまけに、あれほど取り組んできたTPPの調印にも出席できないという、推進者などから同情すら得ることができる。
困ったのは野党である。攻撃の矛先を失った感がある。特に政策論争に地に着いたものがない民主党にとっては、スキャンダルは願ってもな攻撃材料であるからである。議員辞職をしろとか、安倍晋三の任命責任を問うくらいである。政権側は、一時を乗り切りさえすれば、何とかなると思っている。
東京地検はあっせん利得法や政治資金規正法で訴追することになる。選挙区外の金銭授受の意味も不可解である。それにしても、いまだに菓子折りに現金を隠して直接渡すなど、やり方は黄門さんでも驚きだろう。
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1 コメント

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Unknown (タンケ)
2016-01-29 14:33:01
本当に野党たる役割担っている野党があるか?民主は事実上ジミンコーメーの出店であり、かつての嘘三昧を見ればもう信頼などできない。その他政党も、結局は政治業のための政党であり、本当の政治担う政党などとは思えない。期待してきたが、共産党は実際にはジミンの補完勢力になり下がっている。

かくして、様々や策略謀略で、日本の政治はジミンの独裁政治国家と成り下がっている。そして、残念にも、我々庶民はそんなジミンの暴政をいつになっても止められないという構造を強いられているのが現実だ。
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