そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

バレるまで、知らなかったとか関係ないとか言い続ける日本の無責任な責任者たち

2021-05-20 | 菅義偉

愛知県大村知事のリコールを巡る問題は、日ごろから署名活動をする側にとっては許せない事件である。そもそもリコールの署名を、業者に託するとは信じられない。多分お金のある政権側の署名活動はこのようなものだったということを改めて知った次第である。私たちが懸命に頭をされて行うものと、数で均等に評価されるのもおかしなものといえる。
そして案の定、アルバイトを雇って何でもいいいから、誰でもいいから、と書かせていたことがわかった。署名を量でなく質で問わなければならない。
そして案の定というべきであろうバレると、あれほどリコールを騒いでいた運動の策動者たちが一応に、「私は知らない」「私は関与していない」「どうしてこんなことをしたか知らない」などなど、聞くのも憚れるような無責任な言葉が溢れ出す。やっと事務局長とその弟が逮捕されたが、こいつらは捕まるまで知らないと言い続ける。
彼らをかばうつもりはないが、自民党のお歴々はそんなものではない。河井案里への党としての選挙資金が一般の10倍もの金額を支給を巡って、関与していないのオンパレードである。1億5千万円もの大金を振り込むには、平の職員や議員が決められるわけがない。党の責任者の二階俊博は、「まったく知らなかった」と言うし、林に名指しされた広島が管轄の選対部長だった甘利明に至っては、「一ミクロンも関わっていない」言う。
広島県連代表の岸田文雄は公開質問状を党本部にだした。「誰が決めたか知りたい。国民の多くはこの金が(つまり税金であるが)選挙違反となる買収に使われたと思っている」と述べている。勝利を信じた再選挙の敗北の検証にしたいのであろう。ちょっとはまともな人物もいる。かつてはこうした動きが政局となって責任者が下野したものである。今の自民党にはこうした自浄能力さえなくしている。
愛知のリコール問題の下らん連中は、バレるまでは関係ないと言い続ける。これは最早日本の文化である。今の自民党はバレても公文書を改ざんしたり隠匿することで乗り切る能力がある。安倍晋三がばら撒いた毒の種である。案里に配布したいちおくごせんまんえんを決めたのは安倍晋三である。

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