そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

裏金問題は何も解決されていない、時間稼ぎで多くの国民は乗せられてうやむやになる

2024-10-14 | 石破茂

昨年12月から一月以上かけ、「自民党派閥政治資金パーティー問題」の検察捜査が、全国から集められた100人を超す異例の大規模捜査体制で行われ、相当数の議員が立件起訴されるものと思われた。
ところが「裏金議員」3人が起訴・略式起訴され、会計責任者の起訴・略式起訴だけにとどまった。起訴された一人だけが辞任し公民権の停止を受け、残りの起訴された2人についても、公判が開かれる見通しも立たず、事実関係は全く明らかになっていない。どうやら検察は三千億円で線引きしたようである。その意味が良く分からない。金額の多少は関係なく犯罪は均しく起訴されるべきである。司法がその犯罪性の軽重を判断するべきであるが、恐らく100に及ぶ人数に恐れをなしたのか、もしくは安倍派に限定されていることから、3千万円で線引きをしたと考えられる。日本の司法は独立していない。
それでは自民党は裏金問題の究明に何をしたかというと、先ずは申告制のアンケート調査だけである。これを自民党は4月になって、党紀委員会が裏金議員39人に対して離党勧告から戒告までの処分を行った。単なる不記載であり納税についても透明性などについても何の論議もされていない。明らかに幕引きを狙った一件落着を狙ったものである。
政治資金規正法違反で起訴された安倍派の代表兼会計責任者の松本淳一郎氏の公判でも、政治資金収支報告書に記載していたと述べるだけで、「裏金問題」の経緯、意思決定のプロセス等の具体的な事実関係は何一つ明らかにしなかった。特に松本が大きな力があったという発言の内容は伏せたままで終わった。
結局、裏金問題の真相は全く明らかにされることがなく、裏金問題への対応が全く不十分なまま解散総選挙が行われる。
自民党は政党助成金を献金をなくすため設けられた160億はそのまま入手し、事実上の政治献金をパーティを開いて入手し、しかも全く報告もない闇の金としてポケットに入れたままである。
石破茂は相当数非公認をすると言ったが、非公認が9名で比例区に名を連ねない候補34名であるが、実際は多くはそのまま素通りである。もっと汚いのは公明党であるがそれぞれ2名と30名を公認している。選挙は勝てば良いのだという思想である。与党はなんとしてもその甘みを失くないのだろう。
結局、裏金に余程怒っている人たちも、おらが先生になると投票する、そうしてうやむやに終わって、自公政権は傷つきながらも残っていくのだろう。
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過去幾つかの錯誤を重ねたノーベル平和賞であるが

2024-10-13 | ノーベル賞

スウェーデンとノルウェー両国の和解と平和を祈念して、ノーベル「平和賞」の授与はノルウェーのオスロで行うことになっている。平和賞のみ、スウェーデンではなくノルウェー政府が授与主体である。,
メダルも、表面には各賞共通アルフレッド・ノーベルの横顔であるが、裏面には三位一体を表現した図案の文が刻まれている。
選考はノルウェーの国会が指名する5人の委員と選考を取り仕切る1人の書記で構成されている(ノルウェー・ノーベル委員会)。各国に推薦依頼状(通常非公表)を送り、推薦された候補者より選ばれる。日本の憲法9条を推薦したり、9条の会が推薦を受けたこともあるが、どうもこの会は世辞的見識が浅いように思えてならない。
真っ先のもい浮かぶのが、佐藤栄作の受賞である。沖縄返還などに関して、非核三原則を守ったというのであるが、真っ赤な嘘であったことが判っている。
オバマが核廃棄を演説したり、民族間の協力を推進し世界に希望を与えたというのであるが、疑わしい限りである。
オスロ合意は、本委員会に責任がるかどうかは分からないが、ラビンは暗殺されアラファトは戦力を放棄したわけでもないし、何より現在のガザなどの現状をみると
近代中が来た緒戦と和解しただのというのも、彼自身が私腹を肥やしていたことなども判明したり、ベトナム戦争を終結させたとかのキッシンジャーなどもお笑いである。
しかし他のノーベル賞の分野と異なり、功成り名を遂げた人たちであることなどほとんどなく、現に活動している個人や団体が本賞を受けることが多い。受賞によって名が売れたり資金を頂いたり人材があつまったりと、平和賞受賞が大いに励みになり活動に繋がることは現状としてあり高く評価したいものである。
政治的におかしな人たちが受賞することもあるが、平和賞は最も重要な症といえる。
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被団協のノーベル平和賞受賞を総理になった石破茂はどう評価するか知りたいものである。

2024-10-12 | 
日本の原子力発電所は、プルサーマル計画(原子力燃料再利用計画)が破たんしたことで、計画は中止されなければならない。使用済み核燃料は再利用できるとした空論は破たんした。原発の吐き出す核のゴミを貯蔵する場所がなくなった。5兆円以上もつぎ込んだもんじゅにつぎ込んだ金はドブに流された。
ところが、日本は核を所有すべきとする、核保有論者にとって核のゴミは垂涎の的でもある。核弾頭を一つも持たない日本は、極めて危険なプルトニュウムを7トンも所有している。何時でも核兵器に転用できる物質である。
中国はこのことに触れ日本は核保有国と断じている。
日本はアメリカの核の傘にあり、核兵器拡散条約に批准しないと世界は信じている。しかしその片方で、核保有論者を半数以上抱える与党自民党は、使用済み核燃料プルトニュウムの存在を見ているのである。
その代表が石破茂である。半年あれば数発は作れると嘯いていた。
今回の日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協) のノーベル平和賞受賞を首相となった石破茂はどう評価するか知りたいものである。

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日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)被爆伝えて67年、ノーベル平和賞受賞!

2024-10-11 | 

ノルウェーのノーベル委員会は、2024年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与すると発表した。授賞理由については「核兵器が二度と使われてはならないと、証言をしてきた」とし、「『ヒバクシャ』として知られる広島、長崎の原爆被害生存者による草の根運動である日本被団協は、核兵器なき世界を実現するために尽力し、核兵器が二度と使われてはならないと、証言を通じて示してきた」とした。
日本被団協理事の箕牧智之長は記者会見し、2021年亡くなった坪井直前理事長らの名前を挙げ、「本当に嘘みたいだ、核兵器廃絶・恒久平和の実現を訴える大きな力になる」と喜んだ。
国内では各都道府県の組織で構成され、国外の会議に出席者を送るなどの活躍をしている。核兵器禁止条約の締結を世界各国に迫っている。CNN放送はこれまで草の根の活動をしていた団体の受賞を称賛している。2017年に受賞した核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)手放しで歓迎している。
今年なんとしても広島と長崎の原爆投下の日の、平和祈念式典に出席したと出かけたが、その年にこんな大きな賞を被団協が受賞するとは驚きと喜びを実感している。
被団協の地道な活動と、国への核兵器禁止条約批准を広島市長、長崎市長などなどが強く訴えた。ところが、岸田文雄首相は両市の挨拶で、一言もこのことには触れなかった。昨年一昨年より大きく後退した挨拶であった。
日本政府は別の道から核兵器をなくし働きをすると、繰り返し発言しているが何もやっていない。
核兵器禁止条約批准国は70か国に及んでいる。世界唯一の被爆国日本は、核兵器の拡散に何の働きかけもしていない。被団協のノーベル平和賞受賞が何らかの作用を、この国に及ぼすことがあればと願うばかりである。現状を見ると望みは薄いが、自民党支持者でも核兵器廃絶を望んでいないとは思えないのであるが。
授賞式はノーベルの命日にあたる12月10日にオスロで開かれる。


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袴田事件を巡って法令を遵守する姿勢でなく、嫌みタラタラの検事総長談話

2024-10-09 | 安倍晋三

袴田巌さんんを控訴しないと、畝本直美検事総長の特別談話(令和6年10月8日)がされたが、司法の権威をことさら強調し、官僚の無謬性を前面に堕しないようであった。以下の要約にコメントする。
 
 ◯令和5年の東京高裁決定を踏まえた対応
改めて関係証拠を精査した結果、袴田巌が犯人であることの立証は可能である。袴田さんが相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも配意する。
[検察はこの期に及んで、客観性の高い証拠を唱え続けている]
 ◯静岡地裁判決に対する評価 
いわゆる「5点の衣類」が、科学者の判断ではなく、赤身は消えことが科学的に証明されていない。本判決が「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と断じたことには強い不満を抱かざるを得ない。
[弁護団が1年漬けて実験したが、これを検事総長は認めていない。詳細に現場検証したのに、まさにその場所から1年も経って見つかったとはお笑いであるし、袴田さんが着れないほど小さくサイズが合わないことなど無視したままである。そして、捜査機関の捏造であるという判断を否定しているのである。検察はメンツを守るのに必死である。]
◯本判決は、多くの問題を含む到底承服できないものである。しかしながら、袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、本判決につき検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断に至りました。
[袴田が犯人であることに間違いないが、高齢で法的地位が不安定であるから、控訴しないというのである。つまり犯人の死刑囚を、法を越えて野放しにすると言っているのである。正常な神経では理解できない検察の神経である。]
 ◯所感と今後の方針  
袴田さんが、その法的地位が不安定な状況に置かれてしまい、刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております。最高検察庁としては、本件の再審請求手続がこのような長期間に及んだことなどにつき、所要の検証を行いたいと思っております。
[検察は何の反省も行っていない。真犯人を逃したことへの反省がないのは、袴田さんが犯人であるからと信じているからである。]
検察は、世論が煩いから控訴しなかったが、恨み節をこれほどツラツラ述べるのは、検察、捜査班は間違いは起こすことがないという、無謬主義である。
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本来であれば、つまり法治国家として正常に機能しているのであれば、裏金議員は余すことなく全員公民権の停止である

2024-10-08 | 石破茂

自民党は裏金議員にゆるゆるの制裁で逃げ切りを図った。司直に3名を任せただけで、除名勧告が2名党員資格や役職の停止とい、痛くも痒くもない処分である。選挙がなければ、何事もなかったように時間経過が解決するはずで処分のあった。処分の甘さを総選挙が露にしたともいえる。
石破茂は裏金議員を非公認にする方針を打ち出したようである。党員資格停止などに加えて、政倫審を軽んじた議員を対象にしている。非公認にされた中には、総裁選で石破を一生懸命推していた人もいる。石破は昔、後ろから鉄砲を撃つ奴がいる言っていたが、今や、前から石破に鉄砲を撃たれている。非公認はせいぜい10名程度らしい。
比例記名簿記載をされない議員が43名になるようである。裏金議員の半数である。彼らはそれでも当選すれば、禊を受けたとばかり復党するのであろう。
それでも、一般国民が経営や納税

石破茂は組閣にあたってロクな身体検査もしなかったようである。もう一ついい加減なアンケートによる申告だけで調査は済んだとした、統一教会との問題が選挙を目前にして浮上している。統一教会問題をしっかり調査しなければならないというの声は、88.9%にも及んでいる。安倍晋三の殺害事件まで及んだ統一教会との関係で新たな問題が生じれば再調査するとしていたが、参議院選挙直前に党本部で安倍総裁が、統一教会関連団体などのトップと会合していた事実が判明したが、全く再調査するようには見られない。
牧原秀樹法務大臣が、統一教会関連団体の関連の会議に本人や秘書が35回も参加していた。30回越えは相当緊密であると言って良い。法務大臣の職にあるものが、解散を命じられる宗教団体と緊密な関係にあることが許されるのであろうか。
石破茂政権は短命にになる。
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ハマスの奇襲(アルアクサの洪水)から一年、ネタニアフ極政権に口実を与えたといえる

2024-10-07 | 中東

一年前の今日、ハマスは「アルアクサの洪水 」と銘うった奇襲を行い、ユダヤ人入植地の音楽祭を襲い、1200人を殺害し400名を人質として捉えた。一瞬の勝利にハマスは酔いしれた。ユダヤ入植者の不法行為と暴力に、耐えに耐えてきた彼らの精いっぱいの報復である。
ハマスは人質をとることで、ネタニアフ政権が交渉に応じると読んだのだろうが、第三次ネタニアフ政権は極右翼政権と組むことで、組閣した政権である。アルクサの洪水をハマスを根絶やしする格好の口実としたのである。交渉に応じればハマスは生き残るとばかりに、ガザ壊滅に向けて攻撃し4万2千人を殺害した。それは今も継続中である。
イスラエルでは、右傾化したネタニアフ政権がこれまで封印していた、「ガザを破壊し再生できないようにする」「ヨルダン川西岸はユダヤ民族の地である」という言葉を、公然と言われるよういなったのである。
イスラエルの急進派がオスロ合意で、暫定自治政権を認めたパレスチナ人の土地を、ユダヤの地であるというのである。事実ヨルダン川西岸地域では、公然とユダヤ人がパレスチナ人の家屋を破壊し、銃でパレスチナ人を追い出し土地を略奪し入植している。
イスラエル人の入植は国際法違反とはっきりと結論がでているが、イスラエルの世論は公然と入植を正当化するのである。ここは我々ユダヤ人が2000年前に与えられた約束の地であるというのである。
第三次中東戦争までは、ユダヤとアラブの死者の比率は280対1であった。ネタニアフはこの数字に近づけようとしているかに見える。仮に2千人の280倍とするなら56万人になる。軍事力で圧倒するイスラエルは、暴力で容易にパレスチナの地を支配できると信じている。ハマスのアルカクサの洪水はパレスチナの誤った選択であったといえる。イスラエルは民主国家などではないのである。

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閣外にいる石破茂が見たら滑稽で噴き出すだろう、彼方は君子でもないのに豹変するのか?

2024-10-06 | 石破茂

石破茂は裏金議員を公認するかどうかで悩んでいるという。馬鹿なこと言うな石破茂よ!あんたの信条を貫けばよい。公認するなどあってはならないし、ちゃんと自民党公認候補を立てて、不正裏金に決着をつけるべきである。
ところが、石破のやっていることは、誰を公認するか選定作業にあたふたする姿は滑稽である。閣外のあんたが見たら噴き出すだろうに。
外交はもっとお笑いである。バイデン大統領との電話首脳会談で、日米同盟強化を図る方針を伝達したが、自民党総裁選で「日米地位協定の見直し」、「アジア版NATOの創設」を強調していたが、所信表明演説や電話会談では封印したままである。
自説だけで外交が進展するなら、プーチンもネタニアフも存在するとことはないだろう。石破には外交経験がほとんどない。
石破は明日(もっと遅くなるだろうが)裏金議員の、相当数が非公認になると今夜漏らしている。非公認より重い処罰を受けた人、政倫審で十分説明受けたいない人、地元の説明が進んでいるかとかとターゲットにするようであるが、対立候補は立てないようであるため、当選すれば禊が済んだで、復党するであろう。
安倍派と麻生派を真っ向から対立相手と見定めるなら、石破茂は多少延命するであろうが、このままでは短命に終わるだろう。最短は選挙後、年内になる。その場合は野田佳彦と仲良くなるかと。
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極右翼と組んだだネタニアは戦闘を拡大することで政治生命を延ばす

2024-10-04 | 中東
リクードを率いるネタニアフは、政権の座に一昨年暮れに三度目の返り咲きを果たした。イスラエルの国政選挙は、個人名を投票するのではなく、数多くある政治政党を選択して国民が投票するのである。国会議員は政党の得票比率によって振り分けられる。
毎回数多く乱立する政党がその都度話し合って、無数の組み合わせが出来て多数党となって政権を担うことになる。政権を取った右派のリクードは、連立を組んだ政党毎に右へ左へ大きく政策が揺れることになる。ネタニアフは連立の天才と言われる。選挙ごとに連立の相手を変えてきた。
ネタニアフは、ガザとヨルダン川西岸をパレスチナ自治区とし、暫定政権を認めたオスロ合意を、やがてパレスチナ国家の存在となることを真っ向から否定する。連立を繰り返してネタニアフは、6期16年首相を務める。イスラエル最長の首相として、「KING BIBI」と呼ばれるようになった。
2022年にネタニアフは返り咲きに組んだのは、極右翼の最も過激な二つのグループである。ユダヤの力党首イタマル・ベングビールと宗教シオニズム党首ベツァレル・スモトリッチである。彼らは議席を増やし、過激な活動をする二人を閣僚に招き入れた。史上最も右寄りの政権と言われるようになった。
パレスチナの地は、ユダヤ人が神に与えられた約束の地と言って憚らず、入植地を自在にできるよう法律の作成を彼らは望んでいる。
2023年ベングビール国家保安相は、アラムアッシャリフを訪れた。ここはイスラムの聖地で異教徒は訪れてはならないところである。明らかな挑発行為である。
イスラエルはアルアクサ・モスクのイスラム教徒を逮捕する事件が起き、世界的問題になった。
そして昨年20月7日にハマスは、音楽祭を襲い1200名を殺害した。ハマスはこの攻撃をアラムアッシャリフのモスクの名を取り、アルアクサの洪水と名付けた。イスラエルの攻撃はガザ全域の壊滅的攻撃を始めた。すでに4万人を超える死者をだし、今またヒズボラ壊滅のためとレバノンに地上攻撃を止める動きはない。
ネタニエフは、戦闘を続けることで支持率を上げ着々と入植地を増やしている。
9月1日、ネタニアフの戦争継続を止めさせるようにと、20万人の過去最大のデモが行われた。しかし、ネタニアフのとる行動は、ハマスとヒズボラの最高責任者を国境を越えて殺害することであった。ネタニアフ自身の汚職事件の起訴から逃れるために、彼は戦闘を続けるのである。

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政治とカネ、裏金については与野党ほとんど差がないが、石破はそれを見誤った

2024-10-03 | 石破茂

党内基盤の弱い石破茂は、選挙で述べた本音をさえもやらしてもらえない。自民党支持者からも65%の支持しかないが、維新や国見民主から10~20%に支持を貰う異例の首相であるが、政治は党派を超えて動かない。
こうして石破茂が総裁選挙期間中、組閣後野党とはしっかり時間を取って、論議をするとしていたが、その核は政治とカネであったが、それを無視した。
上図は新政権誕生で政治とカネの問題が解決に向かうかという、共同通信緊急世論調査である。
自民党支持者でさえ、「解決に向かわない」を選んだのが66.6%もいる。 与党内でも、「解決に向かう」と答えたのは自民支持層の29.7%、公明支持層で25.0%にとどまっている。
野党の支持層を見ると、「解決に向かわない」は立憲民主党で83.9%、国民民主党81.8%、日本維新の会79.2%、共産党72。8%と極めて高い高い。
さらに、同時に行われた裏金議員について、衆院選で裏金事件に関与した議員を自民党が公認することについて「理解できない」と答えたのは自民支持層でも64.0%、公明は支持層で74.8%、無党派層では84.3%にも達している。
政治とカネに解いては、与野党では誤差の範囲内で、ほとんど差がないとみてよい。要するに日本国民は、政治とカネの問題を解決を強く望んでいる。少なくとも自公が裏金などに蓋をすることに怒っているのである。石破茂はそのことを感じていながら、党内意見を優先させたのである。
日本の野党がもう少ししっかりさえしていれば、政権は転覆する。それが出来ないのは、日本の不幸である。ダラダラと腐れ切った自民党の政権下で国民は生きてゆくしかないのである。
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イランの自制的なイスラエル攻撃を評価しな西側メディア

2024-10-02 | 中東

イランが、イスラエルに向けて180発(イスラエルは400発と言っている)のミサイル攻撃を行った。イランはこれは、イスラエルが行ったハマスとヒズボラの指導者殺害への報復であると述べている。
4月の時に比べて(下図)、より高度な弾道ミサイルファッタ1で、発射されたすべてのミサイルの半分が目標から20メートル以内に着弾している。イスラエルに到達できるイランの最も先進的な弾道ミサイルは、軍事施設を狙ったものであった。イスラエルは否定しているが、今回は多くのミサイルが着弾している画像ばかりである。
イスラエル南部アシュケロンのエネルギー施設を破壊、イスラエル南部ネバティム空軍基地を破壊、F35戦闘機を20機以上破壊したとイランは発表している。イスラエルのメディアやイスラエル軍はこの多くをを否定している。
「我々の攻撃はイスラエルが攻撃してこなければこれで終息する」と、4月と同様に自制をイスラエルの要請している。イランは明らかに全面戦争になることを危惧しているのである。
どうもネタニアフはそれが通じていない。ヨルダン川西やガザと異なり、明らかに国境を越えて予告なしに、ボンボンミサイルを発射しドローン攻撃をする様子は明らかにイスラエルは国際法に違反している。イランは国連安保理が機能しないためのやむを得ない攻撃とし、その攻撃の日にちを予告し攻撃している。アメリカが悪の枢軸とイランを名指しするためか、日本など西側では、こうしたイランの理性的攻撃といえる攻撃を評価しない。
逆にガザやヨルダン川西岸やレバノンに地上侵攻したり、シリアやヨルダンにミサイルを撃ち込む、イスラエルへの国際法の違法性を指摘する国が少ない。アメリカが擁護しているためである。

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書生気質論文そのままの石破防衛内閣は短命になる

2024-10-01 | 石破茂
安倍晋三の汚い金と私欲の政治にうんざりしたが、そうした中から石破茂は新鮮に見えるのでろう。クリーンに見えるのであろう。よく見ると、石破茂は防衛オタクで、防衛大臣経験者4人も入閣している。
台湾海峡を自衛隊が通り抜けるなんて、挑発も良いところである。中国は台湾問題は国内問題と譲らない。そんな横柄な態度、見方によると台湾の了解ともいえなくもない地域を通過するなんぞ挑発以外なにものでもない。
そこで石破のNATOに匹敵するアジア版NATOともいえる集団的防衛機構を構築するのが持論であるが、中国、北朝鮮、ロシアを敵国としての防衛機構を作れと言うのであるが、アメリカが乗ってくるわけがない。
総裁就任時の記者会見で地位協定について問われ、自衛隊機が日本の空飛べないからアメリカで訓練しようという、頓珍漢な回答している。石破の頭の中には、米兵による少女暴行事件など眼中にないのである。
ま、旧安倍派議員を一人も入閣させていないのは、一定程度の評価を与えても良かろう。しかし、その反動として裏金議員を公認をする姿勢を、県連に丸投げする旨小泉選挙対策委員長が述べる。
自民党総裁選挙で石破は首班指名後、与野党の論議を尽くしたうえで、解散すると言っていたが、首班指名すら受けることなく、組閣する前に今月27日に解散すると言ってしまった。国民民主党の玉木が言うように、「自民党を変える前に、自分が変わってしまった」のである。変わっていないのは、若気の至りでの青臭い防衛論である。会期はたった9日であるが、統一協会問題や裏金問題は論議はしたくないというのである。
党人事はともかくとして、閣僚を首班指名前日に表に出すとは異例である。数名ならともかく全員である。
首班指名の議長の発声で国会会議場に歓声の起きなかった、極めて珍しい首相となった石破は短命内閣になるだろう。
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羅臼港

春誓い羅臼港