「修練」という言葉が、忘れ去られた世の中になっていると思います。
遠回りが一番近道な場合を知っているから、「修練」がある。
そう思います。
何が一番得か?何が一番近道か?
そればかり考える中では「夢」は育たない。
昔、修練と言えば、先輩が叱責し、
歯をくいしばりながら育ち、後から感謝したのだと思います。
しかし、今は叱責されることは、自分で決めなければならない。
だから、歯を食いしばれる縁が . . . 本文を読む
気がつくと、人は、目先の損得で動く事しかしなくなった。
本物が何かわからない。本物すら見た事も無い。
有名であれば良いものなのか?安ければ得なのか?
人は、何が一番お得か、何が一番近道かしか興味が無くなっていると思います。
「目利き」をささえるのは、実現しそうにも無いほど大きな「夢」だと思います。
そして「修練」が、その夢を少しづつ現実に変えてくれる。
その中で「目利き」が育つ。
昔は、「修 . . . 本文を読む
音楽はもちろんすべての創作活動は自主的なもので、
「あこがれ」「感動」そういったものが引き金になり、
「夢」が出来、目標が出来、それが自我を目覚めさせ、
人を成熟させると思います。
「自分で望むのに、欲しいものがなかなか手に入らない」
それをいち早く実感し、体験する事が、人に必要ではないでしょうか?
早ければ、早いほど良いし、遅すぎると言う事は絶対無い。 . . . 本文を読む
僕は、もしポップスと言うジャンルで演奏するならば、
クラシック、ジャズ、ブルースは、やって損の無い音楽だと思います。
ルーツミュージックは、いつも自分をリセットしてくれる。
すべての伝統音楽は、「修練」の大切さと時代を超える「目利き」を養ってくれる。 . . . 本文を読む
正直で居る事。
それが、すべての基本になるとおもいます。
感性とか、予感、直感と言うのは、自分の心に問うことなので、
自分の本心に正直に向かい合う事をしなければ、
それを磨く事は出来ないと思います。
正直というのは、なかなか大変ですよ。
「ばか正直」というのもあるけど、これとも違うしね。 . . . 本文を読む
Tボーン=ウォーカーを押さえておきましょう。
これ、意外にジャズやってる人も一度やってみたらいいです。
フルアコもってるひとは、たまにはリアピックアップを使って
これをやってみる。なかなか様にならないし、チャレンジのしがいがある。
それから、ブルース畑の人。
ジャズのブルースなら遅いテンポのケニー=バレルのブルースを
押さえとくと良いよ。
名盤「ミッドナイトブルー」は、入門に良いです。
コピー . . . 本文を読む
僕は広島出身です。
明日は、広島に原爆が落とされた日。原爆記念日です。
広島出身の僕には、この日は特別な日です。広島市の人間にとって、それは多くは家族、あるいは親戚の命日なんです。だから、8時15分には、仏壇に線香が灯され、NHKの放送の鐘の音とともに近所のお寺の鐘が鳴り、家に居ればみんなで合掌する。
子供心にこの日が印象深いのは、TVが夏休みのアニメの時間がなくなり、暗い追悼番組で怖い映像が . . . 本文を読む
良い歌手の伴奏をするというのは、とっても楽しい事です。
特に自分ひとりで伴奏するのは楽しい。
音楽は自由なもので、
天使を舞い降りさせたり、
地獄の業火で、あたり一面を焼き尽くしたり、
浜辺に心地よい風を吹かせたり出来る。
それを歌手の人に「あなたの為に、ご用意しました」
と、言える快感は、なかなかたいしたもんです。
研究してみると良いね。 . . . 本文を読む
僕は、覚悟の違いが、大きな違いになってくると思う。
それをつくづく感じる。
ちょっとした失敗で諦めてしまう人は、
口では「そのうちなるときはなる」「ゆっくりゆっくり。そのうち時が来る」
そういう言葉を使って、大事な事を後回しにする。
そのくせ、そういう人に限って最短コースばかり考えているのだ。
一度、覚悟を決めたら人は諦めない。
やったこと、結果が人の価値を決めるのを知っているからだ。
だから . . . 本文を読む
夢をもって初めて、そこに行く切符を手に入れることができる。
夢はなくとも、生きていけるけど、
あれば、すべてが前に進み始める。
優先順位が生まれる。計画が生まれる。
迷いや悩みがだんだん少なくなる。
苦労は始まる。
しかし、苦労は苦労と思えないのが夢に向かうことの特徴だ。
挫折やら失敗は、実現には本当につきものだ。
平坦な道は正直無い。ときおり実現しそうに思えないのも夢の特徴だ。
長距離を走 . . . 本文を読む
たとえば、バンドを誘われたら、
「まだ上手じゃない」「趣味じゃない」と
最初から言わず、まずやろう。
誘ってくれるのは、何か理由がある訳で、
それなりに「出来るであろう」と期待されている訳です。
だから、それに答えて何かやりベストを尽くすのは、とても良いと思います。
どうしても合わなければ辞めれば良い。
失敗しなければ、何が自分に向いているのかもわからない。
だから、自分の本当にやりたい事は . . . 本文を読む
時間が必要だと思います。
経験も必要だと思いますし。
まず、大事なのは、自分のボイスを確立する事だと思います。
自分が自由を感じて、
色んな気持ちを表現出来る音色を見つける事は、非常に大事です。
声色(こわいろ)を使わないように気をつけよう。
色んな言葉をマネ出来て、自分の声を忘れてしまう
九官鳥のようににならないようにしよう。 . . . 本文を読む
アーティストになりたいなら、
自分のスタイルを作り上げて行くんだ。
そういう意思を持とう。
アーティストというものは、
すぐにそれとわかる個性を持っているものだと思います。
ちょっと聞けば「あれ?もしかしてジェフ=ベック?」とか
「あ、これジミヘン?」とか。
自分のスタイルを作り上げる事が、
大きなアーティストの仕事と言えると思います。 . . . 本文を読む
プロのミュージシャンに意外に吹奏楽部出身者が多いです。
僕もサックスとコントラバスをやりました。
何せ、ト音記号もへ音記号も読めるようになったし、
アンサンブルで混じることの快感を何より体で感じました。
一番最初にアンサンブルをしたときは、体中に鳥肌が立ったなあ。
音楽は、「小ボイン、小ボイン、ボイン、小ボイン」と教えてくれたのも
当時の音楽の先生。(*ボイン=おっぱいのことね。死語だね)
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