ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

「修練」と言う言葉

2009-08-08 09:29:32 | Weblog
「修練」という言葉が、忘れ去られた世の中になっていると思います。 遠回りが一番近道な場合を知っているから、「修練」がある。 そう思います。 何が一番得か?何が一番近道か? そればかり考える中では「夢」は育たない。 昔、修練と言えば、先輩が叱責し、 歯をくいしばりながら育ち、後から感謝したのだと思います。 しかし、今は叱責されることは、自分で決めなければならない。 だから、歯を食いしばれる縁が . . . 本文を読む

「目利き」ということ

2009-08-08 09:24:38 | Weblog
気がつくと、人は、目先の損得で動く事しかしなくなった。 本物が何かわからない。本物すら見た事も無い。 有名であれば良いものなのか?安ければ得なのか? 人は、何が一番お得か、何が一番近道かしか興味が無くなっていると思います。 「目利き」をささえるのは、実現しそうにも無いほど大きな「夢」だと思います。 そして「修練」が、その夢を少しづつ現実に変えてくれる。 その中で「目利き」が育つ。 昔は、「修 . . . 本文を読む

本当に望むものほど手に入りにくい

2009-08-08 09:22:22 | Weblog
音楽はもちろんすべての創作活動は自主的なもので、 「あこがれ」「感動」そういったものが引き金になり、 「夢」が出来、目標が出来、それが自我を目覚めさせ、 人を成熟させると思います。 「自分で望むのに、欲しいものがなかなか手に入らない」 それをいち早く実感し、体験する事が、人に必要ではないでしょうか? 早ければ、早いほど良いし、遅すぎると言う事は絶対無い。 . . . 本文を読む

やって損はない音楽は

2009-08-08 08:06:30 | Weblog
僕は、もしポップスと言うジャンルで演奏するならば、 クラシック、ジャズ、ブルースは、やって損の無い音楽だと思います。 ルーツミュージックは、いつも自分をリセットしてくれる。 すべての伝統音楽は、「修練」の大切さと時代を超える「目利き」を養ってくれる。 . . . 本文を読む

まず、正直で居る事

2009-08-06 03:18:43 | Weblog
正直で居る事。 それが、すべての基本になるとおもいます。 感性とか、予感、直感と言うのは、自分の心に問うことなので、 自分の本心に正直に向かい合う事をしなければ、 それを磨く事は出来ないと思います。 正直というのは、なかなか大変ですよ。 「ばか正直」というのもあるけど、これとも違うしね。 . . . 本文を読む

ブルースやるなら

2009-08-05 21:08:09 | Weblog
Tボーン=ウォーカーを押さえておきましょう。 これ、意外にジャズやってる人も一度やってみたらいいです。 フルアコもってるひとは、たまにはリアピックアップを使って これをやってみる。なかなか様にならないし、チャレンジのしがいがある。 それから、ブルース畑の人。 ジャズのブルースなら遅いテンポのケニー=バレルのブルースを 押さえとくと良いよ。 名盤「ミッドナイトブルー」は、入門に良いです。 コピー . . . 本文を読む

教室ブログですが、明日は原爆記念日

2009-08-05 15:26:04 | Weblog
僕は広島出身です。 明日は、広島に原爆が落とされた日。原爆記念日です。 広島出身の僕には、この日は特別な日です。広島市の人間にとって、それは多くは家族、あるいは親戚の命日なんです。だから、8時15分には、仏壇に線香が灯され、NHKの放送の鐘の音とともに近所のお寺の鐘が鳴り、家に居ればみんなで合掌する。 子供心にこの日が印象深いのは、TVが夏休みのアニメの時間がなくなり、暗い追悼番組で怖い映像が . . . 本文を読む

伴奏は、やりがいがある

2009-08-05 15:22:14 | Weblog
良い歌手の伴奏をするというのは、とっても楽しい事です。 特に自分ひとりで伴奏するのは楽しい。 音楽は自由なもので、 天使を舞い降りさせたり、 地獄の業火で、あたり一面を焼き尽くしたり、 浜辺に心地よい風を吹かせたり出来る。 それを歌手の人に「あなたの為に、ご用意しました」 と、言える快感は、なかなかたいしたもんです。 研究してみると良いね。 . . . 本文を読む

覚悟がちがうのだろう

2009-08-05 06:03:48 | Weblog
僕は、覚悟の違いが、大きな違いになってくると思う。 それをつくづく感じる。 ちょっとした失敗で諦めてしまう人は、 口では「そのうちなるときはなる」「ゆっくりゆっくり。そのうち時が来る」 そういう言葉を使って、大事な事を後回しにする。 そのくせ、そういう人に限って最短コースばかり考えているのだ。 一度、覚悟を決めたら人は諦めない。 やったこと、結果が人の価値を決めるのを知っているからだ。 だから . . . 本文を読む

大きな夢の効用

2009-08-04 04:39:18 | Weblog
夢をもって初めて、そこに行く切符を手に入れることができる。 夢はなくとも、生きていけるけど、 あれば、すべてが前に進み始める。 優先順位が生まれる。計画が生まれる。 迷いや悩みがだんだん少なくなる。 苦労は始まる。 しかし、苦労は苦労と思えないのが夢に向かうことの特徴だ。 挫折やら失敗は、実現には本当につきものだ。 平坦な道は正直無い。ときおり実現しそうに思えないのも夢の特徴だ。 長距離を走 . . . 本文を読む

誘われたら、一度はやろう

2009-08-04 04:29:34 | Weblog
たとえば、バンドを誘われたら、 「まだ上手じゃない」「趣味じゃない」と 最初から言わず、まずやろう。 誘ってくれるのは、何か理由がある訳で、 それなりに「出来るであろう」と期待されている訳です。 だから、それに答えて何かやりベストを尽くすのは、とても良いと思います。 どうしても合わなければ辞めれば良い。 失敗しなければ、何が自分に向いているのかもわからない。 だから、自分の本当にやりたい事は . . . 本文を読む

自分に正直に

2009-08-04 04:25:39 | Weblog
自分に正直で居よう。 色んな興味をもってかまわない。 ただ、一番大事にしたいものは何か? 今、一番かっこいいと思っているものは何か? それを見失わないように。 . . . 本文を読む

スタイルを作るには

2009-08-04 04:19:20 | Weblog
時間が必要だと思います。 経験も必要だと思いますし。 まず、大事なのは、自分のボイスを確立する事だと思います。 自分が自由を感じて、 色んな気持ちを表現出来る音色を見つける事は、非常に大事です。 声色(こわいろ)を使わないように気をつけよう。 色んな言葉をマネ出来て、自分の声を忘れてしまう 九官鳥のようににならないようにしよう。 . . . 本文を読む

スタイルを作り上げる

2009-08-04 04:12:45 | Weblog
アーティストになりたいなら、 自分のスタイルを作り上げて行くんだ。 そういう意思を持とう。 アーティストというものは、 すぐにそれとわかる個性を持っているものだと思います。 ちょっと聞けば「あれ?もしかしてジェフ=ベック?」とか 「あ、これジミヘン?」とか。 自分のスタイルを作り上げる事が、 大きなアーティストの仕事と言えると思います。 . . . 本文を読む

意外に多い吹奏楽部出身者

2009-08-03 15:03:26 | Weblog
プロのミュージシャンに意外に吹奏楽部出身者が多いです。 僕もサックスとコントラバスをやりました。 何せ、ト音記号もへ音記号も読めるようになったし、 アンサンブルで混じることの快感を何より体で感じました。 一番最初にアンサンブルをしたときは、体中に鳥肌が立ったなあ。 音楽は、「小ボイン、小ボイン、ボイン、小ボイン」と教えてくれたのも 当時の音楽の先生。(*ボイン=おっぱいのことね。死語だね) . . . 本文を読む