娘達が小学生だった頃。
現在の学校において何よりも驚いたのが給食の献立。
なんですと?
と、思わず2回聞いてしまうほどの豪華なメニューが配膳されておりました。
クリームライス。
この写真は日頃の料理からすると、地味で彩りに欠ける写真なんだけど。
これに海老が加わって、海老クリームライスなんて名前で給食に出てきたらどうよ。
少なくとも昭和の学校給食を知っている身としては、とても信じられない豪華メニューなのです。
自分達の時代の給食と言えば・・・
食パンとマーガリン、クジラが定番。
右に見えるのは、ミルクなどと言う高級な物では無く。
脱脂粉乳という正体不明な不味い飲み物。
クジラが安かったせいか、手を変え品を変え何度も登場していました。
そして思い出として残っているのは、マーガリンの固いこと。
これを乾いた食パンに塗って行くんだけれど、大抵の場合はマーガリンの完全勝利。
マーガリンの形は何も変わらず、食パンに穴が開いて終わるのでした。
同じ時期に出て来たのがコッペパン。
まぁ、米軍の指導で日本人にパンを食べさせようと言う政治的背景があったので、小学生たちは家では見た事が無いようなパンばかり食べさせられていましたね。
これらを先の割れていない、小さめのカレースプーンで食べて行くのですが。
先割れスプーンが登場するのはまだまだ後のこと。
全てをカレースプーンで賄っていた時代。
そこに登場したのがソフト麺。
みんなこのソフト麺には色々と思い出があると思うけど。
自分達の時代の仲間は、まず最初にカレースプーンでこれをどうやって食えと言うんだ?と言う疑問。
なんか童話のキツネとツルを思い出しましたよ。
ひと通り昭和の給食の写真を見てから、一番最初のクリームライスに戻ると。
今の給食が如何に豪華かが解るでしょ?
昭和の給食、それは固さと食べ辛い食器との格闘でしたね。
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