皆様、あけましておめでとうございます。
連載「イマジネーション・トレーニング法」の時間です。
今年もよろしくお願い致します。
昨年わたしは、かなり「哲学」、「思想」よりの論文を書いてきて、
それからこの連載をどうしようかと悩んでいました。
いまここで、もうちょっと具体的な技術に帰ったほうがいいと感じています。
年も明けたということで、これをいい機会に、
「イマジネーション・トレーニング法」の「歴史」のようなものを
簡単に書いてみようと思います。
ちょっとした「振り返り」です。
基本的に、「イマジネーション・トレーニング法」は、「具体的な技術」であり、
「イメージ探求の方法論」、「努力の方法論」です。
これまで、いろいろなものに学び
わたしなりに、研究、実践しています。
わたしは、「記録」という方法を使っていて、
「ことば(書きことば)」と、「絵画イメージ」というものを
扱っています。
「稽古」ということをずっとしていますが、
わたしが1番近く感じるのは、梅棹忠夫先生の「知的生産の技術」です。
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「知的生産の技術」
梅棹忠夫、著、
岩波新書、(1969年)
定価、880円+税、
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毎日ちょっとずつ、勉強しながら、
「稽古のための時間」を、自分のために使っています。
以前書いたものとかなり重なってしまうのですが、
最初に、わたしは「内なることばを育てる」という本を読みました。
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「気持ちを言葉にできる魔法のノート」
梅田悟司、著、
日本経済新聞出版社、刊
2018年、
定価、1,200円、プラス税
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「iPad」で、この「ことばの作業」をする。
というやり方がわたしの稽古の原点です。
これを「メモワール法」と呼んでいます。
それから、
「イメージだし」というやり方を「絵画教室」でまなび、
それから、「絵を画く」ということを「稽古」に取り入れたら、
いったい、どういうことになるかな。
と思い、
2019年から、画面の(絵画の)稽古もとりいれ、
それがわたしの「イマジネーション・トレーニング法」
のはじまりでした。
それからこの連載をはじめ、
稽古を育てながら、そのプロセスを連載していったのも
すごく重要なことでした。
いろいろな「稽古法の研究」をしました。
それからの内容は、
すでにブログに投稿したとおりです。
そういうわけで、
簡単な「イマジネーション・トレーニング法の振り返り」
をしてみました。
そして、わたしは今年、個展をする予定です。
冒頭にDM画像を載せておきましたが、
東京都国立市の「ギャラリー国立」2F、で、
「新しい人間学~イマージュの海へ」
と題して、
ここ二年間ほどの「画面の稽古」より、
「画面作品の個展」をします。
興味のある方はいらしてください。
お待ちしています。
(つづく)
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「イマージュの海へ~あたらしい人間学」
鳴笛思徳個展
「ギャラリー国立」、2Fにて、
2025年2月27日(木)~3月4日(火)
12:00~19:00
(最終日~16:00)
問い合わせ
「ギャラリー国立」
TEL : 042-574-1211