イマジネーション・トレーニングの日記〜わたしの藝と稽古の記録

パターンやイメージを探求するために絵を画いています。

イマジネーショントレーニングの実際問題、その1

2021-03-03 10:13:09 | 日記


こんにちは。

「イマジネーショントレーニング法」、連載第六回目となります。

実際にいろいろ手を動かして理論を現実化してゆくと

そこでさまざまなできごとや課題にぶつかると思います。

今回から、わたしが準備した道具、また出会った課題についてなどをちょっと書いてみようと思います。

まず最初に出会った課題は

とにかく絵がかけない。

どうやったらいいかまったくわからない。

という問題です。

一枚二枚と描いても、あとはどうしたらいいかよくわからず困惑する人もかなり多いと思います。

これはわたしも稽古を始めた当初からぶつかった問題で

いまでもときどき出逢う課題です。

まずはモチベーションの問題があります。

毎日一定のペースで画いてゆくというのは

やってみるとよくわかると思いますが

けっこうなハードルで

これができる人は絵に向いていると思います。

そして毎日毎日楽しく元気に絵が画けるという人はかなり珍しいのではないでしょうか。

つまりここにイマジネーショントレーニングの第一の難関があります。

アトリエまで持つ必要は差し当たりありませんが

毎日絵を画ける環境が必要です。

そして紙、自分に合った紙が十分にある必要があり

むろんあまり高価なものだと

毎日じゃんじゃん使うわけにはいかないでしょう。

人によって一枚の作品に集中する時間はずいぶん差があって

わたしは油絵はしたことがなく、これについてはよくわかりませんが、

最初は十分な分量の紙を持っておいた方が

精神的にもゆとりになり

無難な選択肢ではないかと思います。

また基本的な画材がどうしても必要で

ある程度の画材を揃えるにはかなりの金がかかります。

これがないと毎日制作をするのは難しいと思います。

ここでなにをするかですが、

わたしの場合には「アイデアデッサン」「アイデアスケッチ」というものが非常に役に立っています。

というわけで次回はこの「アイデアデッサン」についてもうちょっと詳しく書いてみようと思います。

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