イマジネーション・トレーニングの日記〜わたしの藝と稽古の記録

パターンやイメージを探求するために絵を画いています。

創造する記録〜記録と思考

2024-07-30 22:05:55 | 日記

 

 

暑中お見舞い申しあげます。

 

「連載、イマジネーション・トレーニング法」の時間です。

 

よろしくお願いいたします。

 

現在、わたしは画面の稽古は、

 

あまりにも台所のテーブルが暑く、耐えがたいので夏休みしていて、

 

こちらの「ブログ」をどうしようかなとずっと迷っていました。

 

幸い茶店での毎日の勉強は継続していて、

 

考えていることも、ちょっとずつ育っています。

 

それで、またブログ投稿をしていいかなと判断しました。

 

タイトルはごらんのように「創造する記録」で、

 

これはたぶん書いたほうがよさそうですが、

 

アンリ・ベルクソンという哲学者の「創造的進化」の「パクり」です。

 

この本をこつこつ読んでいたところです。

 

わたしとしては「哲学」の問題としてどうかということも、

 

おそらくそれもすごくおおきな意味があるのだろうと思いますが、

 

問題はそれが「現実的、具体的」に、

 

どういう「効用」があるかで、

 

今回、

 

それをわたしなりにちょっと考えてみたものとなります。

 

 

さて「記録」ですが、

 

「家計簿」などは、

 

目的ははっきり「正確な記録」にあります。

 

しかし、わたしは、「家計簿」をつけながら、

 

考えが湧いてくることがよくあって、

 

それもまとめて「記録」しているうちに、

 

「考える家計簿」という形式を編み出しました。

 

「生まれて育ってゆく家計簿」で、

 

「アクティブ・ダイアリー」と名付けています。

 

これは「記録する作業と考える(創造する)作業の並行関係」の

 

いいサンプルになると感じます。

 

また、ほかの例では、

 

「家計構成分析表」といって、

 

表計算などの媒体を使って、

 

一ヶ月かかる、

 

「収入」、「支出」、「残高」

 

 

を一個の表に集約して記録していて、

 

「具体的なシミュレーション」を行っています。

 

できるだけ適切な「家計」を維持する目的で、

 

それを記録していましたが、

 

ここでも「考える作業」ができることもあって

 

「文章と数字」を「混み」にして記録しています。

 

なるべくわかりやすい表つくりに配慮しています。

 

ときどき、重要なタイミングでは

 

ここでもかなり「考える」作業が必要になり、

 

この場で、それをやらざるを得ないケースもあります。

 

「年間家計構成分析表」のアイデアや

 

「通帳管理表」

 

などのアイデアはここから生まれた技法です。

 

 

 

「記録の技法」にさまざまな「定番」があるように、

 

「思考の技法」にも

 

おおよその「定番」があり、

 

わたしの「記録を使った思考の方法」

 

の大定番は「アイデアだし、イメージだし」です。

 

「まずもやもやしたものをある程度はきだして、「具体化する」

 

つまり、なにがいったい「もやもや」しているかいっぺん具体化する。

 

という作業で、

 

これは、「情報カード」に

 

「思いついたときに書く」

 

などもしています。

 

思考のスピードでメモできるのが、「情報カード」のすごくいい点です。

 

つぎにあるのは、「適切な形に整理する、整序する」作業で、

 

記録を目に見える形で整理し、

 

「はっきりしていない部分をはっきりさせる」作業です。

 

つまりしていることは、

 

考えて、書いて、整理して、また書く、

 

という「サイクル」をぐるぐる回ってゆくわけです。

 

まあ、常識的といえば、

 

ごく常識的な「やり方」で、

 

とくに理解に苦しむ部分は、

 

あんまりないのではないかと思います。

 

 

 

しかしそういう風に見てくると、

 

「記録すること」と、「創造すること」(考えること)

 

の間には、「ある一定の関連性があること」

 

「まったく別の無関係のことではない」

 

ことが、

 

なんとなくわかっていただけるのではないかと思います。

 

これが「創造する記録」、「創造としての記録」

 

とわたしが呼びたいものとなっています。

 

〇今回の内容は以上です。

 

おつきあいいただき

 

ありがとうございました。

 

それでは、暑い日々がつづきますが、

 

みなさまくれぐれもお身体をご自愛ください。

 

また、次回お会いしましょう。

 

 

(つづく)

 

 


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