
おはようございます。
「イマジネーショントレーニング法」連載、第5回目です。
前回までのおおまかな振り返りをすると
まずは「端的具体化」として、「イメージ」を出す方法をごく簡単に説明しました。
そこで「アイデアデッサン」「アイデアスケッチ」についてもちょっと説明して
つぎに「目的意識」や「意志」、
そしてそれを行うための「具体化」という方法論。
とざっと説明しました。
ここで「思考の道具」としての「ことば」を説明するお約束で
「メモワール法」というものを紹介すると書きました。
簡単に言えば「メモワール法」とは、ことばを使って、「端的具体化」を行うことによって
曖昧なものをはっきりと
混乱には整頓を与える方法論です、
たとえばよく見ていただきたいのですが
わたしはここで明らかに「メモワール法」を実施しています。
今日はiPadの「エバーノート」に向かって
目的意識を持って
文藝的な努力をしていますが、
ブログエディタのちっこい画面にいきなり書くのではなく、
それなりの原稿を作ってよく考えるという「方法論」を今日発見したところです。
ブログの記事をぜんぶ一回、「エバーノート」に移して
なんべんも読み返して考えては原稿を進めています。
「メモワール法」は考えるための方法論でもあり
また「知的生産の方法論」で、
さまざまな自問自答や試行錯誤のプロセスです。
わたしの「メモワール法」はそもそもはiPadの「メモアプリ」で始めたもので
現在、約20,000点程度の「メモワール」を「クラウド」に保管して
いつでもメモを取ったり、見たりできるようにしています。
ここでわかるのは「イマジネーション・トレーニング法」と「メモワール法」は構造がとてもよく似ているということです。
「アイデアデッサン」や「アイデアスケッチ」の集合体が「イマジネーション・トレーニング法」を構成すると言うことは
それはまさしく「絵でするメモワール法」だと言えます。
正式にはこれを
「イマジネーション・デッサン」と呼んでいます。
また必要がある場合には言葉の形でも絵の作業を表現することがあり、
それらを整理して、「イマジネーション・メモワール」とよんでいます。
つまり「イマジネーショントレーニング」とは
たくさんの「イマジネーション・デッサン」や「イマジネーション・メモワール」をつくりながら
さまざまな自問自答と試行錯誤を繰り返して
その人その人なりの「いい絵」というものを探求してゆく方法です。
ここまでざっと概要を書いてきましたが、
もうちょっと具体的な方面に即した話しをしたほうがよさそうで、
あくまでもそれは「わたしなり」のことにはなりますが、
使っている道具や、さまざまな方法、また「パターン」についてを少し、
次回からはお話しようと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます