「共助団体」さんでの「アートフェスタ2024」
おはようございます。
みなさま、長らくご無沙汰していました。
「連載、イマジネーション・トレーニング法」の時間になります。
ずいぶんひさしぶりの投稿になりました。
よろしくお願い致します。
わたしは、ここのところ、
お金を出し合って支えあっている、
「共助団体さん」(「宇フォーラム美術館」さんといいます。)での、
年に一回のグループ展、「アートフェスタ」
の展示をやってきて、
ようやくそれが終わったところです。
こんな感じの立派な美術館でのお祭りです。
わたしは駆け出しの丁稚のようなものですが、
参加して、今年で3年目になります。
今回、ここの「ブログ記事」に発表するにあたり、
そこで話してきた、
「アーティスト・トーク」の原稿なども、公開することにして、
どういう原稿にしようかなと、
久しぶりの「ブログ原稿」にかかっています。
展示した画面は、
すでにこのブログ記事では、公開すみのものばかりになりますが、
報告として、
今回「再掲載」をすることにしました。
いわば「ライブ盤」です。
●
ではまず、「アーティスト・トーク」から。
だいたい、わたしがいつもこの「ブログ」に書いていることを、
改めて話してきたものになります。
また、いま「感覚の質のめざめ」を考えていて、
それも書いてみました。
「アーティスト・トーク」
わたしは話しことばはあまり得意でなく、
例年のようにかんたんな原稿を用意しました。
これで今年もよろしくお願い致します。
○
わたしの「画面の稽古」、「イマジネーション・トレーニング法」は、
当初、「イマジネーションの探求法」として出発しました。
必然的にそれは、具体的な「かたち、造形」の問題を含まざるを得ず、
ここ一年ほど、「メチエ」の研究をしてきて、
「メチエとイマージュの稽古」ということをずっとしていました。
それもいちおうおちつき、
いま「おとづれるイマジネーション」、
「ある感覚の質のめざめ」とその「画面への具体化」という
哲学と芸術の「であう」場所に、わたしはいま、いると感じています。
そんなことを経て、またいろいろ考えながら、
日々、勉強して、画面を稽古しています。
そして、こうして、こういう風にみなさんと、「アーティスト・トーク」をさせていただき、
とても光栄に嬉しく感じています。
ありがとうございました。
●
また、画面一枚につき、ごく簡単な散文をそれぞれ拵えたので、
これも公開したいと思います。
展示写真は、あまりうまく撮れていず、
どうしようかと思いましたが、
簡単に補正して、
やはり、公開することにしました。
〇
作品「people and memories」
「人々とその記憶たちへ」、
お世話になった諸先生がたや、親しい人々、
また、これから出会う、懐かしい人々にむけて、
この作品を捧げたい、
そういう考えで、この作品を作った。
〇
作品「稽古の深みより」
意識のベクトルを内面にむけて、深く深く心の井戸を堀り、
だんだん「稽古の深み」に下りてゆき、
ある「普遍」に至ることを願いながら、
この画面を作っていた。
この画面はわりあいと気に入っていて、
「本」の扉にも使ってみた。
〇
作品「子供の領分」
わたしは「アルフレッド・コルトー」の演奏する、
「子供の情景」と「子供の領分」がセットになったレコードが好きで、
愛聴していて
この作品は、そのレコードへのオマージュだ。
稽古しながらレコードを聴くことはよくあって、
古いレコードを、安価に中古レコード屋で買ってきて、コレクションしている。
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また、昨年拵えた「本」を二冊、展示し、
贈呈してきました。
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今回の報告は、以上になります。
ざっと早足で紹介しました。
いまは、雑用がたくさん貯まっていて、それを片づけるので精一杯ですが、
ずいぶんすずしくなってきて、
また、稽古や勉強をがんばりたいと思っています。
「楮の10匁」という和紙を使ってみたいと思っていて、
数枚、買ってきたところです。
どんな「展開」になるか、楽しみにしています。
それでは、次回また、お会いしましょう。
読んでくださりありがとうございました。
(つづく)
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