イマジネーション・トレーニングの日記〜わたしの藝と稽古の記録

パターンやイメージを探求するために絵を画いています。

ことばとイマジネーション、メモワール法

2021-02-26 10:45:26 | 日記


おはようございます。

「イマジネーショントレーニング法」連載、第5回目です。

前回までのおおまかな振り返りをすると

まずは「端的具体化」として、「イメージ」を出す方法をごく簡単に説明しました。

そこで「アイデアデッサン」「アイデアスケッチ」についてもちょっと説明して

つぎに「目的意識」や「意志」、

そしてそれを行うための「具体化」という方法論。

とざっと説明しました。


ここで「思考の道具」としての「ことば」を説明するお約束で

「メモワール法」というものを紹介すると書きました。

簡単に言えば「メモワール法」とは、ことばを使って、「端的具体化」を行うことによって

曖昧なものをはっきりと

混乱には整頓を与える方法論です、

たとえばよく見ていただきたいのですが

わたしはここで明らかに「メモワール法」を実施しています。

今日はiPadの「エバーノート」に向かって

目的意識を持って

文藝的な努力をしていますが、

ブログエディタのちっこい画面にいきなり書くのではなく、

それなりの原稿を作ってよく考えるという「方法論」を今日発見したところです。

ブログの記事をぜんぶ一回、「エバーノート」に移して

なんべんも読み返して考えては原稿を進めています。


「メモワール法」は考えるための方法論でもあり

また「知的生産の方法論」で、

さまざまな自問自答や試行錯誤のプロセスです。

わたしの「メモワール法」はそもそもはiPadの「メモアプリ」で始めたもので

現在、約20,000点程度の「メモワール」を「クラウド」に保管して

いつでもメモを取ったり、見たりできるようにしています。

ここでわかるのは「イマジネーション・トレーニング法」と「メモワール法」は構造がとてもよく似ているということです。


「アイデアデッサン」や「アイデアスケッチ」の集合体が「イマジネーション・トレーニング法」を構成すると言うことは

それはまさしく「絵でするメモワール法」だと言えます。

正式にはこれを

「イマジネーション・デッサン」と呼んでいます。

また必要がある場合には言葉の形でも絵の作業を表現することがあり、

それらを整理して、「イマジネーション・メモワール」とよんでいます。


つまり「イマジネーショントレーニング」とは

たくさんの「イマジネーション・デッサン」や「イマジネーション・メモワール」をつくりながら

さまざまな自問自答と試行錯誤を繰り返して

その人その人なりの「いい絵」というものを探求してゆく方法です。

ここまでざっと概要を書いてきましたが、

もうちょっと具体的な方面に即した話しをしたほうがよさそうで、

あくまでもそれは「わたしなり」のことにはなりますが、

使っている道具や、さまざまな方法、また「パターン」についてを少し、

次回からはお話しようと思います。

意志すること、方法論と具体性

2021-02-19 20:04:00 | 日記


こんばんは。

「イマジネーショントレーニング法」連載、四回目になります。

前回、「イメージの出し方」を書きましたが、

むろんあれだけでは「トレーニング法」にはなりません。

しかし、出発点としては、イメージの出しかたが重要なので、書いてみました。

では、なぜ駄目なのでしょうか?

おそらく「意志」というものが、ここで大きく欠けているでしょう。

「いい絵を画く意志」というものが、はっきり欠けています。

これでは、どうイメージを出すかが、あまり具体的ではありません。

では、具体性はどこから来るでしょうか?

ここで、かなりはっきりした「方法論」の問題に入るかと思います。

「いい絵を画く」というテーマは、意志として、出発点としては大切のですが、

やはり「具体性」や「具体化」としては問題です。

そして「目的意識」と「具体性」が、両方揃うことが非常に大事だと思います。

それはどうやればいいでしょうか?

ここで、「アイデアデッサン」「アイデアスケッチ」というものに戻る必要があります。

方法としての「アイデアデッサン」は、「イマジネーショントレーニング」の中で、

かなり重要だと思います。

つまり、楽器の練習や、スポーツのエクササイズのように、

「アイデア」や「イメージ」を出しながら、具体的な「パターン」というものを

実験、研究、ないしは探求してゆくことが、

「イマジネーショントレーニング法」だと言えると思います。

このトレーニングを通じて

さまざまな試行錯誤を重ねながら

「自分なりのいい絵」というものを見つけてゆくことをめざします。

そしてつぎの課題としては、

「ことばの問題」にはいるべきだと感じます。

思考の道具として、ことばは重要で、

意志の表現としても「ことば」が、非常に重要な位置を占めるからです。

「イマジネーショントレーニング法」でも「ことば」というものは重要なので、

次回は、「ことば」と「メモワール法」の問題にはいろうと予定しています。

お楽しみに。






イメージを巡って

2021-02-16 11:16:15 | 日記



こんにちは、

連載第3回の今日は

「イメージ」をまずは取り上げてみたいと思います。

これは「イマジネーショントレーニング」の基本的なテーマになると思います。

わたしも「いい絵」を書くことで、ずいぶん苦労をして、なかなか決定打がなかったのですが、

「イメージを出す」方法論を学んで、一定の成果をあげられるようになりました。

では、「イメージを出す」にはどうしたらいいでしょうか?

「まずはなんでもいいからやってみる」というのが、非常に重要だとわたしは思います。

つまり「端的具体化」です。

そして、「どんどんイメージを出す」訓練をするのですが、

やはりここでは「絵画」に即して書いてゆくのがいいようです。

わたしの指導された方法に「アイデア・スケッチ」というものがあります。

これは、一番安いらくがき帳を準備して、

とにかくどんどんなんでも画いてゆくというトレーニングをしました。

これは、すぐには結果はでませんが、非常に有効な方法論です。

つまりフロイトの言うような「自由連想」を絵という形でするのです。

こういうアプローチは、わたしも教えられて初めて知ったのですが、

じつにオススメの作業です。

わたしの場合は明らかに有効でした。

またわたしは「イメージの筋トレ」の作業として

決まったパターン、たとえば丸や四角などを、

iPadの「メモアプリ」に画くというトレーニングをしています。

つまり「イメージを出す」ということに目的を絞って

そういう訓練を継続してやっています。

むろんこれだけでいい絵が画けるというわけにもいかないのですが、

興味がある方は、是非やってみて下さい。











とりあえずどんなものかを紹介

2021-02-15 09:15:51 | 日記
ようやく画像投稿の方法がわかり、画像をとりあえず一枚投稿しますが、

慣れないとなかなか難しくて大変です。

「イマジネーション・トレーニング」自体の突っ込んだ説明をする前に、まずは完成作品を一枚投稿するのが妥当ではないかと思います。



これは、iPadの「プロクリエイト」というソフトを使って作った作品です。

もうちょっとしたらきちんと説明するつもりですが、

「イマジネーション・トレーニング」という技術は、iPadとは縁が深いので、まずこれをお見せするのが妥当だと判断しました。

普通の紙に画くことも勿論やっていて、

その作品も一枚、紹介します。



きょうはとりあえず、「ごあいさつ」と「作品紹介」をさせていただきました。


イマジネーション・トレーニング法の紹介

2021-02-15 08:08:12 | 日記
以前、体育関係の記事をこのブログで書いていましたが、考えがかなりはっきりと変わり、ここで新しく「イマジネーション・トレーニング法」についての記事を書き始めることにしました。

イメージとイマジネーション、イメージとインスピレーション、イメージとクリエイションなどを考えてゆきたいと希望しています。

とりあえず、わたしは絵を画くことで、イメージやパターンを探求していますが、これはもうちょっと広いジャンルに適用できるものであってほしいと希望しています。

その「理論(方法論)」についてはかなり詳しく書いた文章があるので、これを公開してもいいと考えています。

また、作品の写真を頻繁に撮っており、これをまずは公開するのが妥当ではないかと思います。

ブログで連載をするのは初めてで、わからないことだらけですが、宜しくお願いします。