みなさん、おはようございます。
連載「イマジネーション・トレーニング法」の時間です。
みなさまおかわりないでしょうか。
よろしくお願い致します。
ここのところわたしは「紙」のバリエーションを増やしたいと感じていて
いつもお世話になっている「世界堂」さんの
「洋紙」コーナーに頻繁に伺っていました。
そこでいろいろな紙を吟味して、
「ゴンドラパステル」向きの紙はないかなと探していました。
微妙な中間色の構成の映える、
少しグレードの高い紙を探していました。
その結果
名前だけ挙げても仕方ないかもしれませんが、
「マーメイドの白」や「シリウス」などという紙に出会い、
大きさは、A4、B4、A3などです。
色味や紙の目などに惹かれて、
すこし大きめの紙などもいいなと思っています。
それと関係しているのかもしれませんが、
これでゆっくり稽古してゆくうちに
「色構成」の必要を強く感じ、
ゴンドラパステルや水彩色鉛筆、
などでの構成が始まり、
そのせいか、
わたしはすっぽり「メチエのトンネル」に入ってしまいました。
これはある意味ではおそらく「成長」でしょう。
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画面としての「必然性」を追ってゆくうちに、
ずーっと「彩色分割」のような作業を繰り返しやり続けています。
これは達成感の低い「きつい」作業ですが、
いまはこれをするしかないと思います。
おそらく、ようやくここでわたしは成長を始め、
「メチエ」の面から、
この「トンネル」のなかで「画面の稽古」を成長させたいと願っています。
また「イマジネーション」の面でも、
なにか成長があるといいなと願っています。
たとえば「マチエール」の点などです。
〇
最後に、
今回の「メチエのトンネル」の
なかから
もう一点紹介したいと思います。
これは「うまくいっているな」と感じた貴重な一枚です。
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いつまで、この「トンネル」が続くかはまったくわかりませんが、
次回の報告は
もうちょっと明るい、前向きなものにできることを祈り、
今回の筆を擱きたいと思います。
また次回お会いしましょう。
( つづく )