☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

【オピニオンリーダーが語る「厨房談義」第23回】
2016年1月25日開催、東京ガス様 業務用厨房ショールーム
『「BO!セミナー」料理撮影セミナー 』
~美味しそう!の先へ、魅力を表現する料理写真講座~
の様子を掲載して頂いております!
作例写真も合わせて掲載しておりますので、お時間のある際にご覧下さいませ。

【第8回日本シュガーアートコンペティションへ行ってきました。 】

2014年08月18日 | 展覧会な1日
日本シュガーアート協会様主催の
「第8回日本シュガーアートコンペティション 」に伺いました!

前日、審査を担当された日高シェフがおっしゃっていた、
「すごいインパクトのある作品」が気になって気になって(笑)。

想像以上に素晴らしい、作り込みも発想もまさにアート作品で
度肝を抜かれました。
この作品は、ぜひ、スライドショーでご覧になって下さい!↓

王道のウエディングケーキも、繊細ですてきでしたし。

ポップな作品や、ナチュラルなお花にも癒えされました。

また、

中学生の作品もあって、将来どんな大人になるの?
上手すぎる!などとと、興奮状態で、写真を沢山撮ってしまいました。




お買い物にも、ちょっと本気が入ってしまい、
シュガークラフトを、もしかしたら始めるかも!な楽しい1日でした。

出品者の皆様、関係者の皆様、お疲れさまでした!
シュガーアートを堪能出来ました。来年も行きたいです。

写真は、相変わらずの四十肩痛により、
カメラ装備が軽装で、きちんと撮影出来てなくて申し訳ないです。

 スライドショーはこちらです。
グランプリ作品、凄いですよ!まさに、ハロウィンです!

第8回日本シュガーアートコンペティション 】


【日本リンホフクラブ写真展・本日より開催!】

2014年02月21日 | 展覧会な1日

 【日本リンホフクラブ写真展・本日より開催!】
私が指導講師をさせて頂いている『日本リンホフクラブ』が
第4回「日本の輝ける風景」を2月21日より開催します。

今回で4回目。東京展~大阪展~京都展と3カ所の巡回展です。
出展者全員がリンホフカメラを使用して撮影した...
日本の風景写真63点。大判カメラの精緻な描写をご堪能下さい。

大判カメラは、写真の基礎にして未来。
デジタル全盛の写真界で、トップのクオリティーをご覧下さい。
(私が大判カメラをメイン機で使用している、理由です!)

尚、22日13時から、
写真家の吉野信氏によるセミナー
「大判カメラのすすめ」が会場で開催されます。
参加は、なんと無料!ぜひぜひご参加下さい。

第4回 日本リンホフクラブ写真展「日本の輝ける風景」
2014年2月21日(金)~27日(木)
富士フォトギャラリー 新宿
http://www.prolab-create.jp/products/gallery_shinjuku.html

私は、本日のオープニングにお邪魔する予定です。
皆様、会場でお目にかかりましょう!展示の詳細はこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/yscreate/e/87ed53322f761ce3b9e664c9dca34000


【続】ハービー・山口写真展レポート

2009年02月18日 | 展覧会な1日

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昨日は、大変失礼致しました。
書こうと思う項目が、多岐にわたりすぎて、頭の中がまとまらなかったのです。
それではー、気を取り直してですね。本日は、少々視点を変えて始めてみます。
(↑行き当たりばったりと申しましょうか。今日という今日は、無事に話が終われるよう頑張ります!

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昨日の続き。。。

さらに、特筆しておきたいのは、
この写真展が、「写真」と「作品」の相違を、鮮やかに提示している点です。

カメラの機能が進歩するに従い、今は誰でもシャッターを押せばきれいに写せる
時代になったと言われています。

偶然出くわしたシャッターチャンス。そこで撮れちゃった物を「写真」としましょう。
身近な人のくつろいだ時間。自分だけに見せる表情を止めた記録も「写真」です。
素敵だと思う写真集。模写して勉強したデータ、これもまた「写真」になります。

それでは。どういった物を、「作品」と言うのか。

まず最初に、もっとも重要なのですが。自分の中に、何を表現するか、強く明確な
意志が存在していると言うこと。そして、それを無から描き出し、人に届けるため
の試行錯誤が施されている。これを、「作品」と呼ぶのではないでしょうか。

今回の写真展において。作者は、
自分の作品を通して、社会に、人の優しさを認識して貰いたいという意志があり。
それを表現するためにロケーションや人を選び。逆光や半逆光の光線を多用して、
立体感やその場の空気を描き。全体には柔らかいトーンを保ちながらも、精緻な
描写力のあるレンズを選択し。最後に、写真に相応しい印画紙にプリントをして。
見る人に自分の意図が伝わるように、展示を一つの物語のように構成してみせた。

写真家の仕事とは何か。『 作品 』で語ってみせた写真展であったと思います。

実際にお会いしたハービー・山口氏は、
ロマンティックな気持ちを、両手一杯に抱えていらっしゃるような方でした。

子供時代にうけた精神的につらい体験を、ご自身の中で深く内省しただけで終え
ることなく。明るいメッセージに換えて、カメラを通じ、外へ発信して来られた。
そのようなドラスティックな変化を可能にした、柔軟で多様な考え方が、多くの
人々を惹き付けずにはおかないのでしょう。

今年は、作品を撮影できる機会に恵まれました。「腰を引かずに撮ってきます。」
と言う私に、「人間力でね。」と仰って下さいました。実は、それが一番難しい 

確かに、人は人を磨くのでしょう。共有した楽しい時間と、そうでない時間に因って。
ローマは一日にしてならず。徳という言葉から、かけ離れた私ではございますが、
色々な人に出会い、様々な経験を経て、人間力を身に付けて参りたいと思います。

私の前に、学ぶべき事が無限に広がっており、最終地点まで五里霧中であっても。
自分の写真と向き合っていこう!と。ガッツが沸いた一日でありましたっ

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ハービー・山口写真展「青空を待っていた日」
開催日:2009年2月13日(金)~2009年2月19日(木)
午前10:00~午後7:00(最終日は午後2:00まで) 
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
    富士フイルムフォトサロン スペース3
*写真展は、明日まで東京で。その後、大阪へ巡回されるそうです。

見のがしてしまったぁ!と言う皆様に、朗報です。
6月~8月に、川崎市民ミュージアムにて、大個展が行われるとのお話でした。
個人的には、ロンドンでの写真のプリントが見てみたいのですが。。。
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展覧会レポートの時は、私の写真はUPしておりません。
  いつも長文を読んで下さってありがとうございます。

さぁーて。来週のお菓子だぁ~い好きはー。
関西へ出張のため、お休みします。(←「いつもすまないねぇ。」「それは言わない約束でしょ!」)
相変わらず、どこまでもバカバカしくって、申し訳なく思っております・・・。  


ハービー・山口写真展レポート

2009年02月17日 | 展覧会な1日

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ここのところ、ブログの更新が飛び飛びになってしまって、申し訳ございません。
昨年から、約3ヶ月間取り組んでいた仕事が一段落。あまりに必死だったので、
納品が済み、各種書類を郵送した後で、何だか寂しくなってしまいました。

なーんて。柄にもなく、カワイコぶった事を言ってみたりして。。。
やる気に溢れたスタッフ、口うるさいデザイナーさん(詫)、優秀な編集者さん。
豊かで幸福な時間を、ありがとうございました。次に呼んで頂けるときには、
今とは別の進歩した私であるように。ここから又、新しいスタートを切ります

さて。ブログに書きたい事が、山ほどあったのです。(←実は、ブログが好きなのかも?)
テーブルウェアーフェスにも触れておきたかったし・・・。(完全に時機を逸しましたか。)

しかし、春を思わせる14日。時あたかもバレンタインデー。ところは六本木
ほぼ?リアルタイムな話題。本日は、この日拝見した写真展のお話に致します。

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年明け早々。ポストに一枚のDMが届きました。
差出人の名前は、”ハービー・山口さん”。昨年の個展の際、芳名帳にお名前を
残して下さった方です。友人達が、大変著名な写真家であると言って、興奮気味
に語っていたのを思い出しました。(←その時まで、お名前さえ存じ上げませんでした。

私にとって。写真をみる際、作者が高名であるかどうかは、重要ではありません。
好きな写真は好き、共感できないものは出来ない。と。得てして、写真観賞とは、
感情の主観的な部分に、左右される傾向があります。だから、多くの方の客観的
な評価に、あまり感心が持てなかった訳です。(←単なる勉強不足と、言えなくもない。)

でも、この時。宛名から、丁寧に、手書きで記されたハガキを拝見している内に、
「手書きでDMを書くこの人は、一体どのような写真を撮られる方なのだろう?」
パソコンごしではなく、プリントを、直に見てみたいと思いました。

かくして、何の予備知識もなく訪れた写真展。そこには、思わず足を止めてしまう
独創的な作品世界が広がっていて、これには正直、驚ろかされました。(詫)

自らが【スナップポートレート】と形容する作品は、人々が、自分の居場所を背景
にして、もっとも自然な姿で映し止められており。一見すると、生活に密着して
いるのに。まるでドラマのワンシーンのような、幻想的な雰囲気を感じさせました。

また。例えば、静かな水面に小石を落とすと、波紋が広がるように。
撮影者である山口氏が、カメラの前に立つ方へ、一石を投げかけたことによって、
写す者と写される者との間に生まれる何とも言えない瞬間や、お互いの心の距離。
それを、見る者に連想させてしまう、表情豊かな作品群でもありました。

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・・・・。えーと。う~んと。ココまで書いて、自分で読み返してみると。笑っちゃうくらい
何を書いているか、よく分かりません。完全に、行き詰まってしまいましたね。
他人の写真展を言葉で説明することは難しい。ひとまず、顔を洗って出直すことにぃ。
良い学生の皆さんは、この整合性のなさを、決っして真似しないようにね~。

この続きは、また明日。果たして、考えはまとまりますやら・・・。結論や如何に

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ハービー・山口写真展「青空を待っていた日」
開催日:2009年2月13日(金)~2009年2月19日(木)
午前10:00~午後7:00(最終日は午後2:00まで)
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
    富士フイルムフォトサロン スペース3
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3フジフィルムスクウェア2F
 
*過去の作品でなく、日本で撮り下ろされた最新作だそうです。
*写真展は、明後日まで東京で。その後、大阪へ巡回するそうです。
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奈良市写真美術館レポート

2008年11月17日 | 展覧会な1日

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秋は、温かい色彩が街にあふれる季節ですね。
東京では、街路樹が、光のベールに衣替えをはじめたようです 。(早っ!)

さて、かれこれ1年近く前の話になりましょうか・・・。(遅っ!)
昨年の今頃、奈良方面を訪れたので、奈良市写真美術館に立ち寄りました。
本日は、そんな話をチラホラと。秋の夜長、お時間がある方、お付き合い下さい!

奈良市写真美術館は、市内循環バスに乗り、奈良公園を横目に眺めながら、
「破石町」で下車。閑静な住宅街を歩くこと10分、視界が開けた!と思った途端
に、目の前に現れます。(←つまり、道に迷ってたんですね。魔法のランプじゃあるまいし~。

ほど近くに新薬師寺があり、周囲の景観に調和するよう配慮されたのでしょうか?
1階のエントランスから中にはいると、展示スペースのほとんどが地下階に設定
されています。

この美術館は、写真家入江泰吉氏(以下敬称略)の8万点に及ぶ作品を所蔵して
おり、作品としてだけでなく、学術的資料としても貴重な入江の写真を、保存展示
し、広くその名を知られています。

入江泰吉は戦前大阪で写真店を営むも、戦災で消失。戦後は郷里の奈良に戻り、
その後半世紀に渡り一貫して、奈良大和路をテーマに撮影を行った写真家でした。
奈良公園で鹿の親子が寝そべったまま振り向く写真、目にされた方も多いのでは
ないでしょうか。(小学校でしたか?たしか、教科書に掲載されていると思うのですが・・・。)

入江の撮影スタイルは、『定点写真家』とも呼ばれ、同じ場所、同じ時間、季節
が変わっても、毎年毎月毎日、一つの風景を追ったと伝えられています。
大判カメラを担いで、大和路を撮る!?デジタルカメラ全盛の昨今、その様を想像
できる方も、少なくなってしまいました。(連続してシャッターは切れないです。機材重いです!)

大きなフォーマットで撮影された入江の写真は、大きなプリントに相応しい描写力
で、訪れる人を迎えてくれます。また、遠近感を意識した構図、伽藍越しの風景、
前景のぼけを生かした撮影法など、美術デザイン的な要素と写真機の構造特性を
組み合わせた表現は、後進の写真家に与えた影響の大きさを伺わせていました。

こうやって書いていきますと。例によって、写真理論の話が続くと思いますよね!
しかし、昨年、この美術館へ、「写真術を超えた何か?」を見にいったのです。

常日頃、自分でも撮影し、人が撮影した写真を見ていて。どうして、長い時間推敲
され、人の手によって生み出された絵画やその他の芸術作品のもつ力、独創性に、
写真作品は一向に及ばないのだろう?と考え続けてきました。

ある時、資料探しで偶然、入江の写真【斑鳩の里 落陽】を目にして、ジャンルを
超えて、人の心を掴む写真があるということに驚きを覚えたのです。すると無性に、
自分の目で、確かめに行ってみたくなったという訳なのです。(笑)

入江は、大和路とその地方にまつわる史実研究に余念がなく、先人の生きてきた
心情を風景の中に撮し込もうとしたようだ、と彼を語る本には書き記されています。

入江の心に映っていた物語をおもんばかる術はなくても、絵画よりも長い時間を
かけて対象と向き合い、描く様に写し止められた一瞬は、作品となって、対峙する
全ての人の足を、その場に釘付けにしていました。受け手に、その人なりの大和路
の物語を喚起しているようにも、思われました。

理屈抜きに美しい!もし機会がございましたら、そんな写真達に出会って下さい。

 この話の流れから、今日の私の写真はありませんっ!!
  以前、入江泰吉の写真が好きだ!というと、「それ、誰?」という答えが
  帰ってきたものでしたが・・。どうやら、テレビで取り上げられた様ですね。どんな
  番組だったのでしょうか?再放送はないの?ご存知の方がいらっしゃいましたら、
  教えて下さ~い!