大阪で旨いもん食ってきました。
「なにわフレンチ びぎん」は、心斎橋にあるお店です。
心斎橋って言われてもどこにあるのかよくわからなかったのですが、
アメ村から歩いてコンフォートホテル心斎橋を過ぎたななめ向かいくらいが目安でしょうか。
遊び心のある看板が目印です。
エレベーターで4階へ。
この日は土曜日。
当日の午後になって予約の電話をしたため、入れるかどうか心配でしたが、
電話の様子で遠方からの客であることを感じて、お店への行き方を説明してくれる
心配りや、カウンターで『好きなものを相談しながら食べられたらいかがですか』という
提案はとても気持ちがよく、ますます訪問が楽しみになりました。
話題がそれましたが、ビールは口をつけてしまってから写真を撮ったので省くとして、
最初の一皿。
カメラの設定をしくじって、全体的にイマイチな写真になってしまったことをマスターにお詫びします。
マスターが漬けたいくらと、初卵の組み合わせ。
漬かりは浅めでフレッシュな魚卵としての味が楽しめました。
北海道の鰤。
マスターの言葉通り、ギトギトじゃない脂の乗り具合を堪能。
背側の、真ん中くらいを選んでくれました。
サンマは根室から。生姜のソースで。
長野から、時期的にそろそろ終わりかけのとうもろこしのスープ。
冷したスプーンを別にサーブされて、ちょっと感動。
妻が我家の畑で獲れたとうもろこしで作るスープもかなり高いレベルにあると再確認。
お店にはソムリエがいらっしゃるので、ワインのことも
いろいろ教えてもらいながら飲む。
どうも肉系の色が・・・
ご贔屓の生産者さんがつくる水耕栽培のトマトがすごい。
マダコも驚くほど柔らかく、味もしっかり。茹で方の秘訣を教わる。
このサラダは延々と食べれそうだ。
ここでワインのピッチを上げる。
まだ魚系があるというので引き続き白で。
鮎のコンフィ。
今まで食べたアユ料理の中でぶっちぎり。
今まで食べたコンフィの中でぶっちぎり。
6時間の手間が、1匹の魚を最高の料理に。感動しました。
これはなんとしても盗みたい。
フランスのモンサンミシェルのムール貝。
活で空輸できる時代。こちらへ来るってことは、いいものはあちらへも。
よし、ここらで赤へ。いきなりダブルで頼んでしまいました。
国産の鴨(合鴨でない)と西洋ごぼう。
そろそろ閉店まであとわずかのロスタイム。
料理を片っ端から食べ尽くすつもりでお邪魔しましたが、
次回への課題(楽しみ?)を残して会話を楽しませていただきました。
島根県の有機マルベリーハーブティー。
この雰囲気ならふくぎ茶もおすすめできるな。
旨いもん食べて、旨いもんの話をいっぱい聞かせていただきました。
おうちで少しでも再現できるように頑張ります。