本読みました。

「佐伯泰英」著書「居眠り磐音・江戸双紙」シリーズは読んでも読んでも新刊が出るし、テレビ放送もドンドン進んで追いつけない。まあ、テレビで見ていれば良いんじゃないかと思い一休み。同じ作家の「古着屋総兵衛影始末」シリーズを読み出したり、昔読んだ「坂の上の雲」を読み直したりしていたが、今、話題になっている本屋大賞を獲った「告白」を読みたくなり買い求めた。
最初にページをめくると「あれ？」会話が無い「　　　」が無いんだ。普通、Ａさんがこう言った。Ｂさんがああ言ったなど「　　」の中に収まる文章があるんだけれど無い。ちょっと不思議と思いながら読み出すと、そう「告白」なんだ。学校の先生が自分の娘が死んだのは事故じゃない、殺人だ、そして犯人はこの中にいると生徒に語り始める、４６ページも。第２章は女生徒の先生に対しての告白、第３章は・・・・と息つく間もなく引き込まれていく。何と上手いんだろう。これでもかこれでもかと読者を１冊の本に引きつけのめり込ませていく。最後まで読み終わりフッと目を閉じ満足感に浸る。
本はこうでなくてはね・・・作者「湊かなえ」良かったよ。

話は変わるけれど、やっと久保投手、１勝だ！！！
ダブルプレイ食らったカネモトさん、舌なんか出して照れくさそうな顔しないで真剣に反省して「クソ」とでも言って欲しい。アライさん、ホームラン有り難う。藤川投手ヒヤヒヤだったよ。でも良い許す。