身内の病院行きに付いていった。雨模様だったので一人で行くのが心配だったから。
前にも書いているが、8時の受付に30分前から行き、検査、診察となると昼前になる。そのくらいたくさんの人たちが訪れているのだ。検査が終わり、診察の番号案内が出る間、座って本を読んでいると、「肝臓も、どこそこもいっぱい転移してこうして生きているのが不思議なくらい、今日も診察受けて昼から点滴して・・・年金は医療費に消える・・・と、患者さん同士が話をしているのを聞いた。癌患者は辛い、頑張っているのに辛い。これでもかこれでもかと襲ってくるのだ。
又、2Fに降りると入院患者受付に沢山の人が、説明を受け、パジャマや洗面道具、下着類など入った大きな荷物を持って病室に案内されていた。入院しては退院して、退院したと思ったら次の患者が入院して・・・まるでイタチごっこだ。入院しても元気に退院できる人ばかりになって欲しい。退院と言う言葉・・・去年、聞いた。お客さまの奥様が病院で亡くなられ、家に帰られたあとに知らなくてリリオーは行った。病室には名札がない。「○○さんは?」と聞いたら亡くなられたではなく、退院されましたと言うんだ。病室を出たから退院かも知れないがそれは無いだろう。きちっと言えよと思った。
何か気持ちが良くない1日。雨だしね。