「らっきょう」の季節となった。
らっきょう・・・・。
大昔、(リリオーの話は大昔が多い)それもリリオーがまだクラブで
働いていた頃の話。
同僚の一人に料理好きの女の子がいて。
「リリオーちゃん、私、らっきょうを漬けたからあげるわ」
「ええ?らっきょう?自分で漬けたの?」
当時はらっきょうの付け方も時期も知らなかったリリオー。
それに、らっきょうさんには悪いけれどカレーを食べるとき福神漬けか、
らっきょうがついてくるわね・・・くらいの知識しかなし。
それに欲しければ出来合いのを買えば良いし、別に好きでもなし嫌いでもなし。
だが・しかしだ。
ひとつ口に含むとフワッと甘酸っぱい香りが広がりカリっと噛むと、おいしいやん。
上手に作るわね。「ありがとう」
それからももらったが何時もおいしく、らっきょう好きになったリリオー。
でも、自分で作ろうなんて・・・トンデモハップン・アルイテジュップン。
年月は随分と流れ、スーパー通いが普通になったリリオーは、らっきょうが、
目についていたし、テレビ番組でらっきょうが取り上げられていたので興味を
持ち、作ってやろうと・・・らっきょうを買ってきた。
スゴイ・・・これをどうするの?
HPを開いて・・・水を変えながら手でこすり汚れを落とす。
らっきょうの水気を切りひげ根を切り落とす。
それから・それから・あれから・
大変な出来事が待っているのね。する前から疲れてきたわ。
でも、やらなくっちゃ。
包丁片手に頑張りま~す。肩が凝りそうだけど。