内ポケットの貴重な飴

昨日の飛行機は久しぶりに大変でした。
ボディーチェックではキンコンとひっかかり・・・私は今まで
ボディチェックでひっかかった事は無くて自信があったのでちょっとショック
だった。
金属探知機？のようなもので再チェックされたが当然乍、特にこれだと言うもの
はなく、恐らくベルトのバックルだろう・・・と思った。
いつもはスルーするので、きっと機械の精度を上げていたのだろう。
離陸後も到着地の気象状況により、引き返す可能性ありとのアナウンス
でも前の便は、ちゃんと到着しているし・・・大丈夫だと思い乗っていた。
そろそろ着陸の時間・・・気象状況不良により１０分間上空待機・・・回復を
待って着陸しますと機長アナウンス。
着陸してっ・・・ここまで来て引き返すのは嫌だ、不安ながら
長い１０分間、夜で何も見えない景色？を窓から眺めていた・・・いつもなら
道路を走る車のライトや街灯りがみえるのになぁ・・・
CA（キャビンアテンダント）が飴を配りに来て、ひとつ貰った。
partnerは飴が好きなので食べずにスーツの内ポケットへしまった

その後これから着陸態勢に入りますとのアナウンス・・・
英語アナウンスでは、ファイナルアプローチ・・・映画のタイトルみたい。
ほっとして待っていても高度を途中まで？下げて沈黙が続く・・・
まさか戻っているのでは？　と思った瞬間、街灯りが見えた。
ここまで高度が下がれば大丈夫だと思った。
"着いて良かったね" と機内で誰かが言っているのが聞こえた。
飛行機を降りてスーツの内ポケットを気にしながら"飴食べる？"と
partnerへ聞いてみると、"今は、いらない"との返答・・・

貴重な飴なのになぁ・・・
その飴は帰宅後、飴BOXの中で one of them となったのでした。