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<伝統野菜> 山口 横野柿 -追記あり-

2023-11-29 07:20:10 | 伝統野菜

 「横野柿」

 横野柿(よこのがき)とは

 ●山口県下関で発見された渋柿

 横野柿はもともと山口県下関市安岡町横野の竹林に自生していた柿で、今から約280年程前に発見された渋柿です。現在、その原木とされる柿木は天然記念物に指定されています。

 ●横野柿の特徴
 横野柿は富有柿より一回り大きく、やや腰高でヘタの部分が少しくぼんでおり、縦に半分に切った断面が台形に近い形をしていて、全体的に独特の丸みがあります。

 果皮は比較的明るいオレンジ色で艶があり、果肉は緻密でしっかりとしていますが口に入れると柔らかくとろける感じでとても甘く、糖度は20度前後にもなります。

 これまでこの横野柿は渋抜きが難しい品種とされ、生産者も減りつつあるようですが、近年個包装による脱渋方法の研究が進みかなり安定した状態のものが流通するようになってきました。

 ■横野柿(よこのがき)の主な産地と出回る旬の時期
 ●主な産地は愛媛県

 横野柿を栽培されているのは現在愛媛県と高知県で、政府がまとめた平成22年の栽培面積を見ると愛媛県が43.9haで約97%を占め、高知県は1.4haとなっています。

 量が少なく希少な柿の1つで、柿の中でも高級品として扱われています。JA周桑の販売所「周ちゃん広場」から出荷されたものが百貨店などで販売されています。

 ●横野柿の収穫時期
 横野柿は晩生種で、収穫時期は11月中旬頃から12月中旬辺りまでとなっています。収穫後予措時間を経て出荷されるので、出回り始めるのは11月下旬頃からとなり、12月いっぱいまで出回ります。

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/kaki-Yokono.htm より

 

 【生産地】下関市安岡町横野(やすおかよこの)

 【特徴】富有柿(ふゆうがき)より一回り大きく、やや腰高でヘタの部分が少しくぼんでいる。縦半分に切った断面が台形に近い形をしていて、全体的に独特の丸みがある。果皮は比較的明るいオレンジ色で艶(つや)がある。

 【食味】果肉は緻密でしっかりとしているが、食すと柔らかくとろける感じ。糖度は20度前後あり、非常に甘い。

 【料理】生食、なます、ピューレ、ジャム、サラダ、きんとん等

 【来歴】もともとは、山口県下関市安岡町横野の竹林に自生していた渋柿。今から280年程前に発見された。現在、その原木とされる柿木は天然記念物に指定されている。生産量が少なく希少な柿の1つ。渋抜きが難しい品種とされ、生産者も減りつつあったが、近年、個包装による脱渋方法の研究が進みかなり安定した状態のものが流通するようになってきた。現在は、愛媛県と高知県が多く生産している。

 【時期】11月中旬ごろから12月中旬

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d35-%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%8c/#i-41 より


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