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<日本の名水百選> 福岡 不老水

2024-12-13 07:51:33 | 名水百選

 「不老水」

 「ふろうすい」。香椎宮(かしいぐう)の本殿から北方の山手に所在する霊泉。別名を「御飯(おいい)の水」「老(おい)の水」とも。「不老水」の泉名は、仲哀天皇・神功皇后に仕えた武内宿禰が、この泉の水を汲んで食事・酒を調えて300歳以上という長寿を保ったことによるといい、天平宝字2年(758年)に井戸が補修された際にそう名付けられたとする。一帯は武内宿禰が居住した地として「武内屋敷跡」と称される。この不老水は、毎年正月に綾杉・椎茸とともに皇室に献上される。昭和60年(1985年)には名水百選に選定された。

*Wikipedia より

 御飯の水、老の水とも言われ、仲哀天皇に仕え、この水を献上された武内宿祢が自らも炊飯造酒に用い、300歳の長寿を保ったという伝説がある。この由緒ある水を求め、今でも多くの人が訪れる(飲用には要煮沸)。

 水質・水量
 認定当時に比べ水量は減っているが、少しずつ湧き出る水を汲みに何人もの方が遠方より訪れている。
飲み水として使用する場合は煮沸が必要。
 由来・歴史
 不老水は「御飯の水」「老の水」とも言われ、武内宿祢公が仲哀天皇、神功皇后のお供をして香椎の地に住居を構えられた時、朝夕汲み取って天皇皇后に献上する御飯を調え、又、自らもこれを用いて能く三百歳の長寿を保ったという由緒ある霊泉。その後、しばらく放置されていたが、天平宝字四年この井戸を修理し、再び霊泉として使われるようになった。「不老水」という名が付いたのもこの頃。
 この水は、甚だ清冷甘美であり、古来より病疫を祓い、寿命を延ばす霊力があると伝えられ、天平神護元年以来、綾杉の葉を添えて朝廷に奉献せられてきたという由緒ある名水
 水質保全活動
 地域住民や近くの崇敬者により年に何回か清掃を行っている。

 周辺の自然環境-住宅街の中の静かな場所にある。
 利用状況-10時の解錠と同時に何人もの方が採水に訪れている。主に飲み水として煮沸して利用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=83 より

 不老水は現地に向かえば、無料で飲用することができます。また、現地から不老水を持ち帰ることも可能ですが、水量が豊富ではないためペットボトル2本までと定められています。
 スーパーやインターネット通販などでは、不老水が販売されていることはありません。お酒などの仕込み水としても使用されていないため、不老水を味わいたいのであれば現地に赴く必要があります。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2523/#i-8 より


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