「味噌だれ餃子」
「うちの郷土料理 兵庫」のひとつ。
歴史・由来・関連行事
焼き餃子には酢や醤油、ラー油を合わせたタレをつけて食べるのが一般的だが、神戸では味噌ベースのタレをつけて食べる「味噌だれ餃子」が広く食されている。
第二次大戦前、満州に住んでいた日本人の間では、当時、中国人が食べていた水餃子ではなく、焼餃子が好まれていた。この焼き餃子に、ふるさとへの郷愁から味噌をつけて食べる家庭が多かったという。大戦後、満州から引き上げた男性が、神戸市兵庫区の新開地に食堂を開き、焼き餃子に味噌だれを提供したところ、引き揚げ者の間で話題になり、他の飲食店にも拡がった。味噌だれ餃子の元祖と言われる店「ぎょうざ苑」の餃子の餡は、神戸ポークに隠し味として神戸牛を混ぜたもので、これに店のオリジナルの味噌ダレをつける。平成26年(2014年)には「五つ星ひょうご」(県が認定した、兵庫五国の地域らしさと新しさを兼ね備えた商品)に選定されている。
*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_18_hyogo.html より
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