「湯船の水」
湯船の水(ゆぶねのみず)は、瀬戸内海国立公園の指定区域である小豆島(香川県小豆郡小豆島町中山)に湧水する泉で、1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。また、下流は1999年(平成11年)に千枚田(池田町)として日本の棚田百選に選定されている。
*Wikipedia より
南北朝時代、干ばつによる飢餓を救った霊水として知られているが、この湧水を奉り、現世と後世の冥福を祈ったという。小豆島はほぼ毎年のように水不足で悩まされているため、枯れることのないこの湧水を貴重な水源として昔から大切に利用している。
水質・水量
水量は一日約400トン。水質検査において大腸菌が検出されている。
由来・歴史
南北朝時代に南朝方として戦った佐々木信胤が干ばつによる飢餓を救った霊水として仏堂を建立し、この湯船の水を奉り、現世及び後世の冥福を祈ったとされている。瀬戸内海に位置する小豆島は毎年のように水不足で悩まされているが、「湯船の水」は干ばつ時にも涸れることのない貴重な水源として昔から大切に利用されている。
水質保全活動
地元住民及びふるさと中山開発組合により、名水周辺の定期的な清掃活動を行っている。
おすすめの時期-6月中旬、田植えが終了した頃が見ごろ
周辺の自然環境-銚子渓の南麓に位置する湯船山は大樹が茂る森林で、その全域が小豆島指定の天然記念物の対象として保存されている。代表的樹林としては、ハク、スギ、イブキビャクシン、クス等があげられる。
利用状況-湯船山から湧出した水を飲用、洗濯水、灌漑用水に利用。
イベント情報-中山農村歌舞伎が10月(体育の日)に開催される。中山農村歌舞伎舞台は国の文化財と指定されている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=76 より
湯船の水は採水地に向かえば、煮沸消毒を施した後に飲用することができます。また、水を持ち帰ることもできますが、ペットボトルなどの容器は配布されておりません。
湯船の水はインターネット通販などでは販売されておらず、ウォーターサーバー用の飲料水などとしても使用されていません。そのため、湯船の水を味わいたいのであれば、現地に赴く必要があります。
*https://www.flair-water.jp/meisui/1943/#i-7 より
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