うまいッ! 「甘みたっぷり!ゆで干し大根~長崎・西海町~」 2015年02月15日
番組内容
長崎県西海市で冬の間作られる「ゆで干し大根」。煮崩れしにくい身の詰まった大根を、細長く切ってゆで、海に面した断崖絶壁の上に作った干し場で北西の季節風にさらして作る特産品だ。切り干し大根よりも食べ応えがあり、ゆでて干すことでうまれる風味豊かな甘みが特徴。風と人の手が作り出す味わいの秘密に迫る。各地のユニークな干し大根、そしてフレンチの上柿元勝さんが提案するゆで干し大根活用法もあわせて紹介する。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201502150615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「ゆで干し大根」
茹でて干す『ゆで干し大根』は大根本来の旨み&甘みがぎゅっ!
西海市西海町の面高(おもだか)地区、地元では「大根風」とも呼ばれている海から吹き付ける冷たく強い北風が生み出す、旨みを蓄えたゆでぼし大根は、西海で昔から作り続けられている伝統的な保存食品です。
『ゆでぼし大根』とは、千切りにした大根を、一度茹でてから干し上げたもの。切り干し大根と比べると、苦みが少なく、水で戻しやすいという特徴があります。
大きな大根1本から取れるゆで干し大根の量は、わずか1つかみほど…。大根の旨味や甘みがぎゅっと濃縮されたふるさとの知恵です。
海にせり出した地形を利用し断崖絶壁の上に建てられた「櫓(やぐら)」状の干し場に、ゆで上がった大根を一気に拡げて乾燥させます。海から吹きつける冷たく強い風が、たった一日でカラッカラであめ色の『ゆでぼし大根』に仕上げます。
ゆでぼし大根の特徴
ゆでぼし大根に使うのは「大栄大蔵大根(だいえいおおくらだいこん)」という品種。普通の大根の1.5倍ほどの大きさで、太さ・煮崩れにくさ・仕上がりの色の良さ、と3つ揃ったゆでぼし大根専用の品種です。
ゆでぼし大根の美味しい食べ方
軽く水洗いしてから水で戻し、サラダや煮物、炒め物などに活用してください。
食感もやわらかく、調味料などの味もしみ込みやすいため、和食にも洋食にもよく合います。
JA長崎せいひ 西海支店
*https://www.city.saikai.nagasaki.jp/section/gyugyuto/products/yudeboshidaikon/index.html より
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