「あわび」
「あわび」の由来
あわびは高級食材というイメージがありますが、そのイメージ通り貝類の中でも最上級の貴重な食材とされてきました。あわびは100年生きるとも言われ、不良長寿の象徴とされています。(実際のあわびの寿命は15~20年程度だそうです)
また「のしあわび」という、あわびを薄く切って長く伸ばしたものは、「永遠に発展してめでたいことが永く続くように」との願いが込められています。
「あわび」の特徴
あわびは身に特有な歯ごたえがあり、それが魅力です。刺身や酢の物、バター焼き、酒蒸しなど、さまざまに料理します。身が太っていて傷がないものを選ぶとよいでしょう。
おせち料理では日持ちさせる目的もあって、蒸し鮑や煮貝など加熱しておせちに加える事が多いようです。
*https://www.jreastmall.com/shop/secure/detail_awabi.aspx より
神事としてのアワビ
熨斗鮑(のしあわび)
細く切った鮑を乾燥させた物で、祝い事に配られる。伊勢神宮での神事に使用される国崎(三重県鳥羽市国崎町)産の熨斗鰒にちなみ、御師が縁起物として配りだしたのが一般に広まったきっかけである。進物にも熨斗鮑を添付するのが正式であるが、次第に簡略化して熨斗鮑を図案化した物を印刷した熨斗紙で済ませることが多くなった。
*Wikipedia より
都道府県別漁獲高
1位:岩手県
2位:千葉県
3位:三重県 2019年
*https://urahyoji.com/catch-awabi-d/ より
焼き肴として挙げられているが、「鮑の煮貝」もよくおせちに入れられている。
「鮑の煮貝」として有名なのは、山梨県。
煮貝
鮑の煮貝
山梨県の名産品に鮑の煮貝(あわびのにがい)がある。鮑の煮貝は高級食材である鮑(ミミガイ科のクロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ)を丸のまま、醤油ベースの煮汁で煮浸しにした加工食品。
起源は不明であるが、山梨県は内陸部でありつつも駿河湾を有する駿河国に近く、中世後期・近世には海産物が移入されている。武田氏居館跡や勝沼氏居館跡など戦国時代の武家居館からアワビの貝殻が出土しており、当時から内陸部においてもアワビが食用にされていたと考えられている。ただし、貝殻を外して加工され、煮貝として搬入された場合は、考古資料として残らないことも指摘される。
文献資料では江戸時代の文政12年(1829年)の笛吹市石和町に所在する篠原家文書に含まれる「御用其外日記」が初出で、形態は不明であるが「尓加以(にがい)」の文字が当てられている。また、弘化3年(1846年)の甲府徽典館の学頭・林靏梁の日記である『林靏梁日記』では夏の贈答品として用いられている「煮鮑」「生鮑の塩漬け」が記録されており、江戸後期においては醤油を用いた煮貝は塩漬けと区別されていたことが確認される。
*Wikipedia より
「株式会社かいや」さんの煮貝は絶品!以前、本当にお世話になりました。また食べたい(笑
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