Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャン・フランチェスコ・マリピエロの弦楽四重奏曲第7番を聴く

2014-08-06 22:12:04 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1882年イタリアの作曲家マリピエロが、
1950年に作曲した弦楽四重奏曲第7番である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはオルフェウス弦楽四重奏団の演奏による。
軽快で躍動的なリズムと旋律で始まる。
そのあと穏やかな部分となり、再び盛り上がり次の部分に入る。
そのあと弦楽器による躍動的な部分になり、静まってから穏やかな部分に入る。
そして弦楽器による速い部分が入るが、これは第三楽章にあたる部分だろう。
中間部のゆったりとした部分を経て、再び軽快な部分となり、
それが終わると穏やかな感じになり、最後盛り上がって終わる。
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フレイタス・ブランコの交響的詩曲「ヴァテック」を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2014-08-05 06:15:39 | 古典~現代音楽ポルトガル編
昨日は二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1890年ポルトガルの作曲家ブランコが、
1913年に作曲した交響的詩曲「ヴァテック」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアルヴァロ・カッスート指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
イギリスの作家ベックフォードが、
フランス語で書いた作品をもとにしている。
最初の導入部は、金管楽器によるファンファーレである。
最後盛り上がったあとに主題の部分に入り、
東洋的な旋律がファゴットにより示される。
そしてプロローグの部分に入り、木管楽器を中心に旋律が奏でられる。
幻想的な雰囲気を感じさせる部分で、これが終わり5つの変奏となる。
最初の変奏は荒々しく始まり、そのあとは重々しい感じである。
徐々に盛り上がっていき、冒頭の荒々しい部分が戻って終わる。
第二変奏は、木管楽器により始まる旋律がホルンに引き継がれ、
宗教的な感じとなり、叙情的な旋律が弦楽器により奏でられていく。
ゆったりとした旋律が奏でられ、ロマンティックに盛り上がっていく。
最後は盛り上がったあと穏やかな感じで終わる。

第三変奏は弦楽器によって始まる59声のフーガである。
チェロから始まりヴィオラ、第二ヴァイオリン、第一ヴァイオリン、
コントラバス、管楽器が加わって一種異様な感じとなり、
盛り上がったところで突然終わる。
第四変奏はフルートの流れるような音型の繰り返しに、
弦楽器が加わり歌うような旋律を奏でていく。
前の変奏とは対照的で美しい部分で、美しい自然を思わせる。
金管楽器も加わり、壮大な感じとなり、そのあと穏やかになり、
最後の方でいったん盛り上がって、最後静かに終わる。
第五変奏は神秘的なフルート独奏で始まる。
そのあとは軽快なリズムに乗って東洋的な旋律が奏でられていく。
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しい感じとなるが、
いったん静まり木管楽器による牧歌的な旋律が奏でられる。
そしてまた冒頭のリズミックな旋律が現れて、
繰り返されながら金管楽器も加わり盛り上がって終わる。
最後はエピローグであり、弦楽器の淡いゆらぐ感じの音に乗って、
オーボエが旋律を奏でていき、他の木管楽器が絡んでいく。
いったん弦楽器のみとなって、それに木管楽器が時々絡んで、
そのあと弦楽器と金管楽器でロマンティックな旋律が奏でらる。
最後は、いったん静まったあと弦楽器と金管楽器でクレシェンドして終わる。
それにしても先日のレンディーネもそうだが、ブランコも個性のある作曲家だ。
それぞれ聴いていて、知られていない作品だが面白いなあと思った。
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セルジオ・レンディーネの交響曲第1番を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2014-08-04 06:36:16 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日は二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1954年イタリアの作曲家レンディーネが、
サンレモ交響楽団の委嘱を受け、2006年に作曲した交響曲第1番である。
彼はナポリに生まれ、5歳の頃から父から音楽を学んだようである。
その後ローマにある聖チェチーリア音楽院でドメニコ・グアチェッロに師事し、
ペーザロ音楽院でジュゼッペ・アゴスティーニに師事したようだ。
その後は聖チェチーリア音楽院の役員を務め、
他でも芸術監督など務め、活躍しているようだ。
聴いたCDはマウリツィオ・コンティ指揮、
前身がアンドラ国立室内楽団のオルケストラ・ナショナル・クラシカ・ダンドラ
(訳すとアンドラ国立古典管弦楽団という意味か?)の演奏による。

第一楽章アダージョ・ノン・トロッポ-アレグロ・ノン・トロッポは、
序奏で3つの音型が金管楽器と打楽器の強奏で繰り返し示されたあと、
弦楽器による叙情的な旋律が奏でられ、それが繰り返されたあと主部に入る。
感傷的で叙情的な第一主題が奏でられて、3つの音型が絡みながらも繰り返され、
もう一つ金管楽器により示される力強い第二主題が示される。
この提示部が繰り返されたあと、展開部に入り各主題が自由に変形されていく。
それは映画の回想シーンを示すかのような音楽でもある。
短い展開部が終わったあと再現部に入り各主題が現れ、
最後は第一主題を中心に盛り上がって終わる。
第二楽章アダージョは、クラリネットが奏でるゆったりとした主題で始まる。
その主題は他のオーボエやフルートなど木管楽器にも引き継がれ、
弦楽器とともに叙情的な旋律を奏でていき、ヴァイオリン独奏も絡み、
最後ではホルンもからんで、おだやかにそして静かに終わる。
第三楽章アレグロ・モデラートは、ナポリ民謡「葬送のタランテラ」に由来する、
「死の舞踏」とよばれる主題を使っているようである。
軽快なリズムに乗り金管楽器も加わり旋律が繰り返され盛り上がったところで、
祭りの騒ぎを思わせるような明るく軽快な「死の舞踏」の旋律が奏でられる。
その旋律を繰り返したり、その主題をもとに展開され、最後は力強く終わる。
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アントニオ・レアル・モレイラのシンフォニア変ロ長調を聴く

2014-08-03 12:16:26 | 古典~現代音楽スペイン編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1758年ポルトガル生まれのモレイラが、
1803年頃に作曲したシンフォニア変ロ長調である。
彼は作曲家でオルガニストでもあり、多くの歌劇を作曲したようである。
多くの歌劇作品は1780年代から1790年代にリズボンで書かれたようだ。
聴いたCDはアルバロ・カッスート指揮、アルガルベ管弦楽団の演奏による。
打楽器と弦楽器で行進曲風に始まり、フルートやトランペットなどが絡んでいく。
イタリア風様式の影響を受けたようだが、クラリネットが流れるような旋律を奏で、
弦楽器や木管楽器が旋律を受け継いで軽やかに曲は進行していく。
最後は金管楽器が加わり、華やかな感じで終わる。
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ヘスース・グリーディの「剣の踊り」を聴く

2014-08-02 06:48:24 | 古典~現代音楽スペイン編
昨日はウォーキングを休みました。
今回からイタリア・スペイン編に入りたいと思う。
今回取り上げるのは、1886年スペイン生まれのグリーディが、
1920年に作曲した歌劇「アマヤ」第2幕第4場より「剣の踊り」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはファン・ホセ・メナ指揮、ビルバオ交響楽団の演奏による。
小太鼓の行進曲風の音に合わせ、フルートが旋律を奏でて始まる。
それをオーボエが引き継ぎ、弦楽器など他の楽器が旋律を引き継いでいく。
2/4拍子と3/4拍子のリズムが結び合っている。
最後に合唱が加わり、盛り上がって終わる。
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