上海、数千人が路上生活 中国、国家衰退への道 青年、やる気なく寝っ転がっている
とあるスナックで
コー
この方の話の中で、みんな急いで住宅や車のローンを返しているという話があったが、それこそ世の中のお金、通貨が消えているという事だ。お金は信用創造の下では借金によって作られ、返済によってなくなり消えるという事だ。銀行の裏庭で返済になったお金(紙幣)を燃やしているのか。いやいやそうではなく、返済した人の銀行口座の金額が返済した分減るという事だ。新たに融資を受ける人が現れれば、全体として世の中の通貨=お金=要求払預金は減らないが、新たに融資を受ける人がどんどん減っているという事だと思う。また銀行も返済できない人が増えると、新たに貸し出しは非常に厳しくなる。悪循環に陥ってしまうという事だろう。返済されても銀行の現金は増えない。もともと無から創ったお金だからね。あんなにあったお金、回っていたお金は、成長が止まってしまうと、消えてなくなっていくという事だ。
これが、債務貨幣制度、通貨は債務によって作られるという事だ。
まさしく、アメリカの1929年の木曜日から始まった、大恐慌と同じことが起きている。
つまり「全て要求払預金の収縮にある」という事だ。
世の中で回っていたお金が、どんどん消えていくわけだ。
1929年の時もそうだが、このリセッションはけっして「物の作りすぎ」が、主原因ではないという事だ。
山口薫の「公共貨幣」を読めば、すべて分かる。