さあて、私は助手席にお邪魔して、いざ発進、となるわけですが、なんという静けさ・・・500HPにも届こうか、という乱暴者(車)なわけですから、さぞかし、と身構えてもそこはそれ。
レーシングカーじゃないんだから、と思い直しはするものの、そこはさすがに70kgm超のトルクの持ち主。エンジン音が聞こえたな、と思ったらすぐさま頚のあたりにGがかかり始め、ドロドロいってるな~、と気がつけば早くも大台に乗ってますよ(爆)。このかん乗り心地は「快適」の一言。さすがに2桁台では硬いのでは、と思ったそこのあなた・・・それはディーラー車でのケースです。トクイチの車両ではこの速度域でもひたすらタイア、エンジン、サスペンションすべてが丸い、所謂「いなし」が提供されています。
無茶苦茶に切れまくるステアリングを利して、小路を彷徨うのも得意なら、アウトバーンのフラットアウトなんてお手の物。さらに一番のお得意はやはり画像のような高低差のあるワインディング、というものでしょう・・・タダーシ、この区間での速度、もとい油温は当然のように3ケタ。ギアはおそらく3から場合によっては4、旋回時には2かな?、と思いきや、ひたすらスムーズでバカっ速いAさんのドライビングですと3のまま「どえりゃ~」イキオイで旋回してしまいます。ドリフトか~、と構えるのですが、とんでもない・・・ひたすらグリップのまま。実はこのときの車両の落ち着きぶりがみもの、というかハイライトです!!
足元のコンチネンタルTS810Sは一切なきゃあしない。「ヒワ~」といってるだけ。トラクションコントロールが作動しないギリギリのスキマをついて70kgm超の怒涛のトルクを路面に叩きつけまくるわけですから、いい加減、鳴いてくれよ~(爆)、と思うのですが、鳴かない(唖然とする)。ここがEBSとAさんのすごいところで、どうなってるんだ~?、と考えはするのですが、考えたところで判らない(爆)。「タイアが減るのはスリップが起きるからなのですよ(以上、マイスターの発言のまま)とのコメントが横Gかかりまくりの私の脳裏をよぎります・・・いい加減、頚が痛くなったところで以下痔号(明らかにじらしている)。
画像正面は雪化粧の浅間山・・・路肩の標識の40は4000rpmで突っ込め、という意味だ、と教習所で習いましたがなにか。