嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽ネタひさびさ ジョドファーブーツを徹底比較してみる(珍)

2010-02-05 19:10:18 | 履き道楽

Dsc00374 ジョドファーブーツ、通称はジョッパー・ブーツとも呼ばれることがある冬の一足です。暖かいのはブーツの常ですが結局くるぶしから上までを覆うために気密がよいだけのお話、ムレるともいいます(爆)。

そんなジョドファーを先日の九州ゆけむり紀行や日帰り上京ツアーで集中的に履きこんでみましたのでインプレッション。ジョドファーの比較インプレッションは非常に珍しいのでわないでしょうか。

さて、左側のダークブラウンはジマンのエドワードグリーン・グレッシャム。ラスト888という非常に珍しい木型に落とし込んだエドワードグリーンの傑作。このところテカテカした仕上げに飽きてきたので(爆)、アブラ分を徹底的に落としたのちにルイヴィトンのヌメ革のお手入れにも使えるというナッパレザー専用のスプレーで保革処理をしてあります。防水という点では心許ないですが、この仕上げは革そのものの質感が全面に出てなかなか興味深いです。革本来のムラを味わうには好適。

一方のライトブラウンのツートーン仕上げはラルフローレンの定番。ただし英国製のもので、おそらくはクロケットジョーンズ製か?使われている革のなんともいえない色合いと質感に惹かれて買ったものです。こちらはトウのみご覧のような鏡面仕上げとして愉しんでおります。

履き心地はまあアシの形にもよるのでしょうが、どちらもロングノーズのスクエアトゥですから余裕があるとはいえません。けれど、2足ともダブルソールとは思えない返りのよさが身上。ダブルソールですから少々の雨や雪ではびくともしませんし、なんといってもそいうときのために油脂類を塗りたくっているわけですから(爆)見ものです。

00408_002 さらにもう一足、左側のブラウンはジョンロブのジョドファー。ストラップの取り回しが独特で、ロブならではのアイデンティティとなっていますが、全体的にはジミ。革質も申し分ないですが、木型がどちらかといえばショートノーズなのと色合いが控えめなあたりがいかにもイギリス、という感じでブランドカラーが良く出ています。こいつに20万円弱を支払うのはそれなりの理解とブランドかぶれ(爆)が必要であるといえるでしょう(爆)。

ジョドファーは木型の個性を味わう靴です。その点、888の立体的なトゥの造形がきっちり強調されるエドワードグリーンは出色。画像のようなマット仕上げはかえってシェイプが強調される結果となって、木型と革の質を味わうジョドファーの楽しみにはぴったりでしょう。RLはここ10年は一世を風靡したロングノーズ、スクエアトゥを強調した木型ですからトレンディな味わい。このようなハデな仕上げも似合うと思います。ロブは長靴を連想させてくれる地味~なフンイキがキャラクターですが、他の2足と比べた場合には華がない。それでよいのだ、との作り手からのメッセージが伝わって参りますが、ぢゃあなにが楽しいんだい、ということにもなって、理解するのには年季が必要でしょう。履き心地もフツーっす。これのみシングルソールですが、年中曇りがちで気分沈みがちのロンドナー(勝手な解釈ですがなにか)が望む靴はこいうものなのか、と。


9Nポロのポテンシャルを思い知る(爆)

2010-02-02 19:00:56 | 

Dsc00296 そんなネタ、まだあったのか~、と考えたそこのアナタ、あまーい(爆)。

うちのポロ彦さまはすでに86000km走行の太古車(爆)。ふつうですとまあ、あちこちいろいろと手がかかるようになってきたし、今度の車検の見積りをみたところで、となるのが世間のジョーシキというものですが、どっこい足回りを含めて新車以上のコンディションではないか(使用者の感想にすぎません)とも勘違いするくらいなよいこちゃんです。

9Nポロのシャーシはゴルフ4にも通じるかという安定感に重いボディがもたらす乗り心地のよさも婦女子ウケがよいポイント。シンプルな内装、さらに愛くるしいマスク(うそ)が後期型では失われてしまったのもいまとなってはポイント高し。後期型で出現したGTIのキレっぷりは斬新ですが、TTもあるし、というわけで(爆)、現状の私の使用パターンにははまりっぱなしです。最新型のデキのよさも話題ですが、まだまだよくなる予感たっぷり。

さて、そんなお気に入り、ただし6ヶ月も洗車してないのでどろどろ(爆)の個体で大雪のあとの国道を流しておりましたんですが、大きな交差点での信号の変わり目。黄色→赤色にかわる「あの」瞬間でございます。速度ほぼ60km(メータ読み)。前車はホンダフィット、黄色は止まれ、と教習所で教えられたとおり黄色が見えた瞬間にフルブレーキングをかましておられます(!)・・・ううむ、そいうタイミングもあるか~っ(血叫)!というわけで、普段より左足ブレーキングの常でブレーキペダル前でスタンバっていた左足でフル制動でございますよ~・・・

さて、路面はとくればこれがまたやっかい・・・ところどころにでこぼこのシャーベット、すきまには雪解け水の最悪の条件だ。案の定、ブレーキング開始と同時にABSフル作動、のうえに車体がなんと泳ぎ始めているぞ~(スケーターズワルツここから)。ステアリングは当然まっすぐなのですが、どうやら路面の氷で泳いでいる模様・・・ABS作動のまま、うひいこれまでか~、とほぼあきらめたのですが、ミラーで見ると右車線クリアー!!・・・ラッキイ~、というわけでフルブレーキングのままステアリングをしゃにむに回して追突を回避することができますた(ためいきののち拍手・・・スケーターズワルツここまで)。

もちろんこの状況を想定できなかった私に非があるのですが、いかにもはやいブレーキタイミングと最悪の路面にやられますた(爆)。横並びになってから、はかってみますとポロのAピラーがフィットのリアフェンダーあたりにきてましたから間違いなく追突、それも相手ドライバー頚椎捻挫3週間程度+持病のリューマチ悪化(爆)、悪くすると入院か、と。フィットは停車状態ですからまずは10:0の過失割合でしょう。おお、アミダブツ~。相手ドライバーさんは60代主婦・・・必死こいてナナメに切り込んできたポロには気がつく様子もございませんて(爆)。

Dsc00284 ドライ路面でしたらまあ余裕を持って普通に止まれるところが水分を含む氷雪路面で、制動距離が大幅に伸びた典型例と逝ってよろしいでしょうが、そんなときに効きまくりだったのが、画像のブレーキアームでしょう・・・いかがです?このぶっとさ!これ触ってみますと鋼板を折り曲げてパイプ状に成形したパーツです。スゲー・・・以前にもお見かけしておりましたが、ブレーキフィールのよさにはこいうパーツも効いているのでしょう。それにもましてブレーキそのもののポテンシャルと今回はESPによる姿勢制御。さらにはEBS装備タイアのウエットグリップの相乗効果でございました・・・って今回ばかりは単に運がよいだけか、と反省しきりでございます。ちなみにアームとペダルはフキフキしておきましたがなにか(爆)。

ちなみに「当たる~」と覚悟してから右車線に滑り込む判断を下せたあたりがポロのポテンシャルと思うのですが、勘違いか・・・オオコワー(滝汗)。あまりにもコワかったので、次の角でUターンして、現場を観察してみたのですが、停止線直前の7mほどの区間のみがシャーベットならびに圧雪。それより前はドライ~ハーフウエット、という非常に難易度、というか危険度の高いパターンでございました。ちなみに信号で停止してふと横を見ますとそこにはカーコンビニクラブがぁ~・・・ぐはあ、できすぎ~、つうか陰謀かもね(爆)。みなさまのご参考までに、と思い恥を忍んで公開させていただきました。なにかの足しになれば、と(ならないって)


目撃者の街角 そんな季節・・・ 確定申告いよいよ(爆)!

2010-02-02 17:50:02 | 楽しきかな人生!!街角の目撃者

Dsc00329 画像はゆうべの雪景色。台湾からおみえになられたお客様が大喜びでケータイカメラに納めておられますた。空前の大不況のなか、国際ホテル(爆)は今夜も忙しいぞ!!

そんななか、いよいよ届きますた>平成21年度分 所得税確定申告書類一式!自分で決算から申告までやっつけるようになってはや4年・・・一向に慣れるということがない、と思っていたのですが、どうやらそうでもなく、必要なものとそうでないものの区別がつくようになってからは、「やるかっ」となってから書類を書き上げるのまでにだいたい3日ほどで終わってしまいます(去年の実績)。今年はまだこれからですが、税制には大きな変化もなく、設備投資もそこそこ行いましたし、売り上げもおかげさまで、というところなのでまあ・・・(以上、希望的観測)。

ゆいいつ面倒なのが減価償却計算ですが、これとてもべつに去年の例でいけばよいだけの話なので小学生でもできる。このところ国税庁がしきりにススメておられるe-taxとやらはカードリーダー(別売り)がいまだに必要で、どうやら納税者をナメ切っておられるご様子なので無視。ひたすら手書きのアナログ申告でございます。たぶんカードリーダの発売元がOBの天下り先となっている、に一票。許せん~!!

今年の決算はどうなんだい?って・・・ううむ、ビミョーなところっす(爆)。が、少なくとも債務超過に陥ったのを粉飾した挙句にゼイキンで再建だ、などといってる恥知らずな某○ALみたいなみっともないことにだけはいたしませんて(規模ちがうだろ)。例年郵送で済ませているのですが、今年は税務署に出向いて、「目撃者の街角」ネタを探してみたいものですのう・・・って、それ以前に、通帳と帳簿もってちょいと来いや~、だなんて呼び出されたりなんかしてね~(ガクブル)。

嗚呼、楽しきかな人生!!それにしても会計士さんに支払っていたあのとてつもない金額はなんだったのだろう、と。実は私、会計士さんて節税のアドバイスをしてくれるお方だとばかり考えていたのですが・・・(だれとはなく)


2月は牡蠣づくし

2010-02-02 17:25:55 | 食・レシピ

Dsc00305 昨夜はこの季節らしい大雪に見舞われますた。積雪量ざっと20cm。まあ、雪国の方々から見ればまことにカワイイものですね。

さて、寒い冬にこそ、という食材もたくさんございますが、今シーズンは牡蠣に集中して献立を組んでおります。

画像は牡蠣のスモークに今がまさに旬の寒ぶりのスモークをあわせて、軽いサラダ仕立てとしたもの。先日でかけた九州仕込みの「柚子胡椒」でソースを作って添えてあります。

牡蠣フライ、牡蠣のチャウダー、牡蠣のムニエル、牡蠣のグラタン、牡蠣の土手鍋、などなどジャンル問わずでご用意させていただきます。

定番のシャブリもよろしいのですが、さらに独自のセレクションでお楽しみいただけるよう、ワインのラインナップも揃えてお待ちしております。ご予約は0267-62-0251 おいまつえん までどうぞ。

ちなみに日程は未定ですが、2月中に恒例の「かにぢごく」が開催される模様。クルマ好き、カニ好き、さらにトケイ好きなみなさま、ご検討くださいませ。詳細は決定し次第ご案内いたします。


Cartier Tank Solo @ アリゲーターベルト

2010-02-02 08:41:04 | 今日の逸品

Dsc00298 タンクはカルティエが連綿と作り続けてきた定番中の定番。四角い腕時計となったときにはまず真っ先に連想されるモデルだ、といってもあながち誇張でわないでしょう。

が、そこは王家の宝飾店、カルティエでございます。ケースは金無垢、それもホワイトからピンク、はてはプラチナまで取りそろえてお待ちしております(爆)、がデフォルトだ!ま、それですと私ごときではどうあがいても買えやしないランクとなって、知ってはいるけどウィンドウ越しに眺めるのがせいぜい。

だったわけですが、2005年発表のタンクソロなるモデルにはステンレスケースバージョンがラインナップされています。また、画期的なことにこのモデルでは内部メカがクオーツとなっており、メンテ方面にも価格方面にも効く、というまことに合理的なソリューションがなされていたのですた~(爆)。シカーモ、オリジナルのタンクのデザインには現行ラインナップの中ではもっとも近いのでわないか、という文字盤の構成で泣かせてくださいます。タンクLC(ルイ・カルティエ=創業者の名前)という定番モデルでは手巻き+金無垢ケース=70万円オーバーとなっているうえに、秒針+カレンダーが付属していてどうにもスッキリせず。が、このソロではカレンダーや秒針などをあっさりと排除。シンプルな上に価格お安く、そのくせディテールはほぼそのまんま、とまさにいいことづくめでわないか、とシビレまくって買ったのが、たしか一昨年の年末でしたっけ(とほひめ)。もちろん中古でしたが(爆)、この手のドレス系にありがちな「ここぞというときに」な使用頻度(一部意味不明)だったようで、程度はほぼ新品同様。電池交換さえしておけば当分心配ないでしょう、というものでした。

Dsc00338 新品時には画像上のようなマット仕上げのクロコダイル、定番のブラックにDバックルと呼ばれるカルティエ特許の金具が付属しているのですが、そのベルトを今回はアリゲーターのアスプレイ調(一部意味明瞭)としてみますた。仕上げは同様にマット。が、色を沈んだパープルとして「地味はで」に塗っていただきますた。注文からは4ヶ月待ち。場合によってはもっとかかるかも、とのご託宣だったのですが、なに急ぐものでもなし(爆)、支払いのみ心配でしたが(爆)、待った甲斐はあった、というものです。例によって、照明によってはブラック、または濃紺に見せておいて、屋外ないしはハイライトがあたるとパープルとなって主張する仕組み(爆)。

ううむ、よい!価格のほうはカルティエにしては良心的で、そちらもソロ向けなのか(違)と。汗をかかない今の季節、控えめに主張するアリゲーターベルトで寒い冬を乗り切りましょう~(辻褄が合ってない)。画像ではハイライトをあてているため、カナーリ派手めに光っておりますが、実物はずっと控えめですからご心配なく(爆)。ちなみにリューズ突端に埋め込まれるサファイヤ・カボションはタンクLCの3分の1程度のボリュームとなっておりますがなにか。


目撃者の街角 銀座まで

2010-02-01 19:27:38 | 楽しきかな人生!!街角の目撃者

Dsc00327 週末に、関東方面よりおみえになられたお客様がクルマでお帰りになるのにちゃっかり同乗して(爆)、銀座へ出向いて参りますた。

人混みはあいかわらずなのですが、お得意のファッションチェックを行ってみますと、なんだか中途半端な印象。

大概が「綿入れ(爆)」どまりのペナペナした薄手のコートを「ひっかけて」いるだけなので、リッチな感じが全然しない。ま、厚着するほど寒くない、というのが現実でして、ムリして毛皮だのレザーだの羽織る必要もないのかもしれませんが、それでも外気温は一ケタ台なわけで、みなさんひたすら寒そうにしておられます。厚着してもすぐに屋内にはいっちゃうし、それだと汗かいちゃうしぃ~、となりそうですが、いろいろと着てオサレしたい方にはまったく物足りないことでしょう。中央通では綿のペナペナのバーバリーを着た紳士と何人もすれ違いましたが、違和感ぬぐえず・・・モコモコに厚着しているこちらがヤボなんでえ(江戸っ子調)、という意見もおありでしょうが、紳士たるもの、ここはいっちょ真冬の一張羅をしっかり着込んで汗だくで銀ブラしようでわありませんか(完全勘違)!伊達の薄着、というフレーズもありますが、見た目貧弱に映ったのでは素も子もない気がするのはわたしだけでせうか・・・

というわけでまずはopel vectraの後席に乗せていただき、長野から関東平野を目指します。オーナーのS木さんは血管にドイツの血が流れている(うそ)というくらいなヨーロッパ通なので有名な方ですから、関越高速道路でも一番左側、つまり本国で言う第3車線を爆走します(一部意味明瞭)。豪華な邸宅に招いていただき、奥様手作りのスパゲティ・アッラ・カルボナッラまでごちそうになってしまいますた。西麻布の腐れイタリアンなど足元にも及ばない美味であった、と絶賛しておきましょう!!

さて、銀座での御用はなんと2丁目のCartier!!さよう、タンク・ソロのアリゲータベルトが仕上がってきたのですた(感涙にむせぶ)。詳細画像後日。ご期待ください。