みたいような、みたくないようなジュネーブサロン開幕!・・・そう新型ボクスターならびに、その他もろもろのワールドローンチ大会。
ボクスターは公式画像でも窺い知れるように細部の造り込みがすごそう。遠く、EA266事件以降、VWビートルのウォランティなしでここまでやってきたなかで、低迷からの一番の起爆剤となった、といってよいボクスターのリリース以降、初めての抜本的改革となった第2世代のリリースは事件だ、などというものでわない。いまや身内に918スパイダーというラインナップをもつポルシェにとって、そのイメージも巧妙に盛り込みつつ、軽量化にダウンサイジングその他もろもろを盛り込んでヒットの予感強し!あいかわらずのバリュー(対911比)なのか、というあたりも興味津々ですが、さらなるロングホイールベース化とパワーアップが醸すフィールこそ味わってみたいなり・・・
画像によればシート背後のロールバー近辺の造形が、風じまいに巧妙に効いていそう。ホイールベースで+60mmということはもはや車格ひとつ分上昇か(!)。そこへオーバーハング切り詰めで抜かりなし。パナメラ、ひいてはカレラGT譲りのセンターコンソールあたりの造形を眺めておりますと、もはや911のディフュージョンなどではとうになく、ボクスターならではの存在感ありあり!大型化はGTへの道を歩み始めたか、と考えないでもないが、これも時代の流れというものでしょう。96だったか、のリリースからここまでよく育った、と。本当にそう思います。
今後は遠くない将来にリリースされるはずのケイマンの対911パフォーマンス。現行でもすでに911を上回ってしまう、といわれるそのパフォーマンスは社内でもモンダイになっているそうですが、エンジンレイアウトによるキャラクタライズで差額600万円、のそのマジックぶりが見どころっす!