目は覚めたけどまだ目覚まし時計が鳴るまで少し時間があるしぃ、…とベッドの中でうつらうつらしてたら、突然ブチッという音とともに真っ暗になった。いつもの習慣でバスルームの電器だけは付けてたんだけど…
あっちゃ～停電？あるいは誰か電圧の異なる電器製品を使ってブレーカーが落ちた？こんな時はジタバタしても仕方ないからしばらくそのまま横になってた。それでも一向に電器が点く気配がない。参ったなぁ…
ごそごそ起きだしてデスクの上に置いてあった携帯電話を手探りで探した。頼りになるのは画面の明かりだけ。昔はいつもスーツケースに懐中電灯を入れて置いたけど、やっぱり振動のせいかすぐに壊れるので、今じゃ持たなくなったからね。
かすかな明かりを頼りにドアを開けて廊下を覗くとやっぱり真っ暗。どうやら全館真っ暗なようだ。ならホテルの人間が気付いて何とかするでしょ…。ひょっとするとお客様が大騒ぎし出すかも知れないけど。幸いにもモーニングコールまでにはあと1時間はあるし、少し様子を見よう。
と思ってたらバチッと明かりが戻った。ホッと一息。ところで原因は？よくわからないけど夕べからの雪のせいみたい？イタリアじゃよくあること。慌てずに待ちましょうね、よい子のみなさん！
オリーブの葉っぱ
