奥様は海外添乗員〜メモリアル

買わずとも来店の価値あり!な食料品店@エリセエフスキー



今回でモスクワで滞在したホテルの立地は抜群に良かったおかげで、わずかながらのフリータイムは今まで足をのばすことのできなかった場所に出かける機会に恵まれました。



そんな中のひとつがここ。モスクワのメインストリートとも呼べるトヴェルスカヤ通りに面したこちらのお屋敷。実は元貴族の屋敷を改装した食料品店なんですよ。店内には大っきなシャンデリア。で、壁にかかったこれまた大っきな肖像画が、店のオーナーであるエリセエフ氏。



17世紀末にネオ・ゴシック様式で建てられた貴族の館を買い取り1901年に店をオープンさせたのが始まりとか。以降、ロシアの著名人も店内のサロンを訪れたんだとか。現在ではどのガイドブックにも載る有名店ですので、時折旗を持ったガイドについた某国の賑やかな団体客がゾロゾロとやって来ては店内をのぞき込んでます(← 私たちではありませんので念のため)。



もちろんそんな有名店ですから頭に超の付く高級食料品店。高級キャビアや高級ウォッカ など一般的なスーパーではお目にかかれない商品がたくさん。



お菓子類もかなりいいお値段。特に店の名が入ったオリジナル商品となると、ハクが付きますからね。ただしグム百貨店のようなしっかりした包装紙はありませんし、ペラッペラのビニールも有料のようです。



それでもばら撒き土産になりそうな数百円程度のチョコレートやクッキーもいろいろ揃ってます。一般的なお値段を把握した上で来店すれば、そうお値段の変わらない、それでいて小洒落たお土産がゲットできる場所です。



もちろんロシア土産の代表選手、アリョンカちゃんのチョコレートもひと通り。あっ、でもこちらのお値段はおおよそ3〜4割高。物によっては倍近くもしました。



さらにお味は除外視して(← 食べてませんから想像ですが)見た目で選ぶならこんなものも。ロシア版レープクーヘンってなものでしょうか。クリスマスの飾り付けによさそうですし、お祝い事の際の贈り物にも喜ばれそうですよね。



ショーケースには美味しそうなケーキやピロシキも並んでいます。小さいながらカフェが併設されているので、豪華な店内でお茶するのもいいですね。今回の旅で唯一の後悔はここでのティータイム。実はこの店、驚きの24時間営業!なのでホテルも近かったし頑張れば時間を作ることは可能でしたが・・・そんな体力、残ってなかったぁっ!



っとまあ、入ったとたん「ここはどこっ?」状態に陥ってしまう高級食料品店。買わずとも来店の価値あり!でしょ。だってシャンデリアがいくつもぶら下がってるこんな豪華な食料品店なんて見たことありませ〜ん、よね?


←豪華すぎる高級食料品店エリセエフスキーにポチしてね。

最近の「添乗後記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事