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長い旅の最後に訪れた街ボルドー。ワイン産地としての知名度はかなり高いものの、いざこの街をイメージしようとしてもまだまだ?な方が多いことでしょう。中世期の雰囲気を残す旧市街と18世紀以降の都市計画で生まれ変わった洗礼された街とが融合した、フランス南西部を代表する(意外にも?)大都市です。
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フランス国内からピレネーを越えてスペインへと続く巡礼の道上にも当たるため中心部には大きな聖堂も建つ街は世界遺産にも登録されます。もっとも今回は小さな村々を巡って来たこともあって大きな街というイメージがありましたが、実際のところは(パリなどに比べたら)しっとりと落ち着きのある素敵な街ですよ。
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さて。そんな街を歩いていると、数分置きに?真っ赤なヒサシが目を惹くこんなお店に思わず足が止まります。はい、ボルドー銘菓カヌレのお店 BAILLARDRAN です。そもそもカヌレの正式名称はカヌレ・ド・ボルドー。ボルドーの修道院で作られたのがはじまりとか。その理由がまた面白いもので・・・昔からワイン造りが盛んだったボルドーですが、その工程で出る澱物を取り除くために使用されたのがたくさんの卵白。ここで残る卵黄をどうにか利用できるものは?ということでカヌレ作りがはじまったんだそうです。
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こうして広まったカヌレをさらに世に広めたのがBAILLARDRAN 。今や市内にたくさんの支店(ボルドーの空港内にも2店舗)を持つショップは赤色を基調としたカラフルな店構え。可愛らしくディスプレイされたガラスのショーウインドウに引き寄せられ、さらに店内に入ると・・・
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まさにカヌレのオンパレード〜 ♪ 焼きたてカヌレは定番のバニラ@ラム酒のものと、ラム酒抜きのものと2種類。さらに焼き加減も2〜3種類ある上、サイズも大・中・小と様々。
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好みのカヌレを単品購入もできますが、これまた箱入りのものもたくさん。美しいカヌレがカヌレ様々といった雰囲気で箱に収まってます。
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中には季節ごとのこんなラブリーな商品も。ただ今秋バージョンにて、キャラメリゼしたお菓子で作られたカボチャやカゴに入ったカヌレも並んでます。これ、全部食べられるんですよ。
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さらにカヌレを型どったシュガーやチョコレートも。実際カヌレは日持ちしないので(2日くらい)お土産にはこんなものもおススメです。
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ちなみにたいていのショップにカフェが併設されているので、その場で淹れたてコーヒーとともにカヌレをいただくこともできますよ。今回はコーヒーとミニカヌレをいただきましたが、これでたったの1.9ユーロ(260円)っと、実にリーズナブル!旅の終わりのコーヒータイムはたくさんのカヌレに囲まれて、幸せいっぱいでした(笑)。
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