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この旅のちょうど中盤、ラトビアのリーガで迎えた北欧の夏至(6月24日)。ヨーロッパの中でもとりわけ北部に当たる地域の夏はとっても短いものです。が、そのかわりにこの時季の日の出は4時前、さらに日の入りは22時すぎと、昼間の時間がめちゃくちゃ長いことで知られています。さすがにバルト3国あたりでは全く日の沈まない、いわゆる「白夜」という現象までは見られませんが、実際22時半を過ぎてもうっすらと空は青いし、朝も4時前には明るくなるし・・・。
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太陽が一番近くにやってくる夏至の到来を喜ぶ「夏至祭」は、ここ北欧においては1年を通して最も大きなお祭りのひとつ。バルト3国では全ての国でナショナルホリデーとなっています。街の中心を流れるダウガヴァ川沿いの広場に設けられた会場にはいくつものテントが。意外にも?ビール好きだという人々が生ビールをふるまうテントで行列を作っていました。同じ北欧とはいえ、アルコールの規制が厳しいスカンジナビア諸国に比べたらこんなところは(個人的には)天国。ちなみにスーパーへ行けばロング缶が1ユーロちょっと(150円前後)で買えま~す。
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っと思えば、モクモクと煙を上げているテントがあったのでのぞいてみたら、こちらはお肉やソーセージを焼く大鍋が。ちょっとグロですが、真ん中にのっかってるのは豚の頭だったようです(写真を撮っていたら、地元のお兄さんが親切に教えてくれました)。
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コニー:美味しそうぉ~
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添:ってそんなとこにいたら一緒に焼かれちゃうぞ。
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さらに手作りのおもちゃやゲームを楽しむ子供たちの姿も。実は今回たまたまレストランへ向かう道中にこの会場を通りかかったんですが、素朴ながら短い夏を楽しむ人々の様子を垣間見ることができた貴重な体験となりました。考えてみればこの日からまた太陽はどんどん遠退いていくんですもんね。冬ともなるとほとんど太陽の日差しを浴びることのない日が数か月も続くわけですから、太陽に感謝する気持ちはとっても大きいのでしょう。
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ちなみにこの日6月24日の22時04分にホテルの部屋から撮った写真がこちら。夏至祭に相応しい元気な太陽が間もなく水平線の彼方へ暮れようとしています。この日の日暮れは確か22時20分頃だったかと? 空の明るさでは全く時間が読めず、あまりの外の明るさに「げっ!寝過ごしたっ?」っと実際の目覚ましよりも2時間以上も早く目覚めてしまう毎日でした(汗)。
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