浜林さんは、来年1月の「新テロ特措法」期限切れを控え、秋の臨時国会で自衛隊のイラク活動継続の手立てが必要になる中、自衛隊の海外派兵を常時可能にする「海外派兵恒久法」が狙われている意味を、くわしく語りました。そもそも、発足時には「直接間接の侵略に対し、我が国を防衛することを主たる任務」されていた自衛隊が、海外派兵にむけて動きだしたのは、1992年、国際緊急援助隊派遣法からでした。今、自民党のプロジェクト・チームで議論が始まった「海外派兵恒久法」は、その内容は明らかではありませんが、国際的なテロ防止などを理由に、自衛隊の海外での武器使用を認めた派遣が議論されており、民主党議員の中もこれに沿う動きが見られます。浜林さんは、「これができれば、憲法条文を変えずに、戦争体制をつくる実質改憲となってしまう。自民党の明文改憲は早くても2010年だが、それ以前に実質的な九条骨抜きされる危険がある」と、緊急に運動を強める必要を強調しました。 参加者からは、「とても分かりやすく、頭によくしみこんでくるものだった」「あまりに知らないことを反省し、もっと大勢の方に知らせたい」などの感想が寄せられました。 記念講演を前に、9条の会おまぎの第二回総会が行われ、1年間の活動をスライド写真でふりかえり、今後の活動内容をさらに広げていく計画が確認されました。 会場では、浜林さんの著書やグッズが販売され、5300円の収入がありました。
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