【斧琴菊 よき‐こと‐きく】斧・琴・菊の模様を染め出して、「善き事を聞く」の意を寓した謎(なぞ)染め。
2002年12月10日(日本時間11日未明)2002年のノーベル賞授賞式がスウェーデン・ストックホルムで行われ、当社フェロー 田中耕一はカール16世グスタフ国王から化学賞のメダルと賞状を授与されました。はか‐せ【博士】 1 学問やその道の知識にくわしい人。「お天気―」「物知り―」
2 学位の「博士(はくし)」の俗称。「―号」「文学―」
受賞理由は、「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」であり、弊社田中は、生体高分子の質量分析法のための「脱離イオン化法」の開発を評価され、日本人で12人目の受賞者となりました。
【ノーベル賞】田中耕一さんが黒髪を代償にまたスゴい技術を開発
血液1滴からの病気発見に道 田中耕一さんら抗体開発
ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一フェローらのグループは8日、わずか血液1滴からさまざまな病気の早期診断ができる技術を開発したと発表した。
がんや生活習慣病などの病気になると、特定のたんぱく質(抗原)が血中に流れるが、微量でも漏れなく捕まえる抗体をつくることに成功した。
3年以内を目標に臨床研究の実施を目指すという。
抗体もやはりたんぱく質で、抗原と結合して免疫反応を起こす生体内のアンテナのような役割。
従来の抗体は、ほぼ固定された腕の部分に抗原が結合するのを待つような仕組み。田中さんらはバネ状の人工物(ポリエチレングリコール)を組み込み、前後左右に腕が伸びて抗原を幅広く捕まえるよう設計することに成功した。
この結果、多くの抗原をしっかり捕まえることができるようになり、抗原と抗体の結合力も高まった。
アルツハイマー病の発症にかかわる抗原を捕まえる抗体にこのバネを組み込むと、従来の100倍以上の結合力を示したという。
http://www.asahi.com/science/update/1108/TKY201111080534.html
血液1滴から病気診断
田中耕一さん@2002
田中耕一さん@2010