府は★抜本策を取らずに効果のない指導を★100回近く漫然と繰り返した!【豊能町大規模土砂崩れ】
◆まんぜん【漫然】《ト タル》これという目的や意識を持たず、とりとめのないさま。ぼんやり。 「―と暮らす」
「ボーっと生きてんじゃねーよ! チコちゃんに叱られる!」
◆求償権をわかりやすく解説|行使できるケースやそのポイント ...
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■国家賠償法第1条
法学>コンメンタール国家賠償法<input id="toctogglecheckbox" class="toctogglecheckbox" role="button" type="checkbox" />
目次
<label class="toctogglelabel" for="toctogglecheckbox"></label>条文[編集]
【公務員の不法行為と賠償責任、★求償権】
- 第1条
- 国又は公共団体の★公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、★故意又は過失によつて★違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる。
- ■前項の場合において、★公務員に故意又は★重大な過失があつたときは、国又は公共団体は、★その公務員に対して★求償権を有する。
◆【豊能町大規模土砂崩れ】
「家庭菜園」のはずが残土の山、後手の行政、「人災」色濃く 崩落の危険は各地に点在 (1/4ページ)
https://www.sankei.com/west/news/140301/wst1403010014-n1.html
「いつか崩れる」。住民の不安は的中した。大阪府豊能町で、建設残土が大規模な土砂崩れを起こした問題は「人災」の色が濃厚になっている。家庭菜園の造成名目で府の許可を受けた建築業者は、実際はうずたかい残土の山を築き、府は★抜本策を取らずに効果のない指導を★100回近く漫然と繰り返した。1日は雨が降って撤去作業がストップし、再崩落への不安がさらに膨らんだ。専門家は「罰則の甘さが不正を助長している」と指摘するほか、「積み上げ残土の危険は豊能町だけの問題ではない」といった声も出ている。
70メートル残土の山
「前を走っていた車が引き返してきたと思ったら、道路が土砂で埋まっているのが見えた。もう★数分早く家を出ていたら巻き込まれていたかもしれない」
現場付近に住む60代の女性は、2月25日夜の崩落の瞬間を振り返った。流出した土砂の量は数万立方メートルとも言われ、長さにして約100メートルにわたり府道や田畑になだれ込んだ。
府池田土木事務所によると、現場はもともと高さ46メートルの小さな山で、自然の土砂災害を防ぐ砂防指定地になっていた。大阪市の建築業者がこの場所に「家庭菜園をつくりたい」と申し出て、府の許可を受けたのが平成24年10月。ところが昨年春ごろから申請になかった残土を搬入し、70メートルの高さまで積み上げた。
崩れる前の斜面の角度は45度。府の基準(30度)を大幅に上回る危険な状態だった。実際、昨年1年間で3回の小規模な土砂崩れが発生し、大規模崩落は時間の問題だった。
後手の行政に業を煮やした地元自治会は2月に入って、撤去を求める署名活動を始めていた。笹生篤二副会長は「いつかこうなると思っていた」と悔やんだ。
崩落現場では重機を使った土砂の撤去作業が続いているが、1日は雨で作業がストップ。周辺の府道は約300メートルにわたって通行止めのままで復旧のめどは立たず、迂回(うかい)路を使わざるを得ないなど、住民は不安と不便を強いられている。
煮え切らない対応
行政も問題を放置していたわけではない。同事務所はこれまでに搬入中止を求める★勧告を2回、★文書指導を9回、さらに★口頭指導を80回以上行っている。
業者は是正計画書を提出するなど、指導の度にいったんは従うそぶりをみせるものの、★根本的に是正することはなかった。
府には違反者への★許可取り消しや★中止命令を出す★権限もあるが、同事務所はこうした★監督処分に踏み切ら★なかった。
「命令を出せば搬入はストップするが、そのまま土砂を放置する★恐れがある。安全確保のためには業者に是正を求めて★対策を取らせることが先決と考えた」(担当者)というが、中途半端の感は否めない。松井一郎府知事は「スピード感がない。府として反省すべきだ」と★不備を認め、府は今後、許認可の審査を★厳格化する方向で手続きを改正するという。
罰則甘く
建設残土の搬入規制が難しいことも対応が★後手に回った一因だ。残土は産業廃棄物に分類されて★おらず、私有地に★ため込んでも不法投棄にはならない。