「境界知能」とは、知能指数の「境い目」の部分
「境界知能」とは、いったい何なのか。
「境界知能」は、知能指数(=IQ)に関係して、専門家の間で用いられている言葉です。
「知能指数」で、「平均的」とされる部分と、「障害」とされる部分の「境い目」にあたるところが、「境界知能」と呼ばれています。
「境界知能」は、知能指数(=IQ)に関係して、専門家の間で用いられている言葉です。
「知能指数」で、「平均的」とされる部分と、「障害」とされる部分の「境い目」にあたるところが、「境界知能」と呼ばれています。
◆「IQ73 境界レベル」
知能指数(=IQ)が、平均的ではないが、障害でもない「境界知能」だとわかったのです。
宮口さんは、境界知能の人も、学習の土台となる「認知機能」の強化に取り組めば、状況を少しでも改善できると指摘します。
2019年に発行されて以来、70万部を売り上げ、「境界知能」に関心が寄せられるきっかけとなりました。
宮口さんが懸念しているのは、「境界知能」の人たちの間で、“負の連鎖”に陥っているケースもあるのではないかということです。
宮口さんが着目したのは、法務省が公開している令和元年の新受刑者の能力検査値のデータ。
境界知能に該当する人(IQ70-84)は、人口の約14%。
対して新受刑者の場合、「IQ70-79」だけで21%以上に上ります。
宮口さんが着目したのは、法務省が公開している令和元年の新受刑者の能力検査値のデータ。
境界知能に該当する人(IQ70-84)は、人口の約14%。
対して新受刑者の場合、「IQ70-79」だけで21%以上に上ります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210730/k10013164861000.html?utm_int=detail_contents_tokushu_004