4月19日和歌山県議会ＩＲ対策特別委員会申請反対１０人賛成５人否決最大会派自民党の大多数の委員も反対

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和歌山県議会特別委、ＩＲ申請を否決　計画提出、不透明に　2022年04月19日21時16分

　採決の結果、反対１０人、賛成５人だった。

　和歌山県が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）について、同県議会のＩＲ対策特別委員会は１９日、区域整備計画を国に申請する議案を反対多数で否決した。議案は２０日の本会議で採決される予定だが、２８日の申請期限までに提出できるか不透明な状況となった。

　県の計画によると、ＩＲは和歌山市の人工島「マリーナシティ」に誘致。投資額は約４７００億円で、２０２７年秋ごろの開業を目指す。
　特別委では資金調達や協力企業に関する情報提供について、県とＩＲ事業者の対応を批判する意見が相次いだ。委員１５人のうち共産党のほか、最大会派自民党の大多数の委員も反対。採決の結果、反対１０人、賛成５人だった。