ほぼ毎日30分だけ習字を書いている
今年に入ってから
思い立ち 実行できている
何事も続かない私が休みつつも
続けている理由は
気持ちが良いから
筆で紙に文字を書くって
気持ちが良いのです
目指す結果もなく
書く
どんなことも
気持ちが良いという快楽要素が無いと
やはり続かない
それから
私の癖である
自分に自信をつけたい
という
小さな承認欲求の賜物なのだ
小学生の時 教科書の隅っこに
パラパラ漫画を描くのが流行ったことがある
私も流行りに乗りいくつか書いてみたりして
確か棒人間のようなものが 走ったて転んで また立ち上がって走り
最後は座り込む
そんな 何もオチのないようなものだったと思う
それでも出来上がるとそれなりに動いて見えて
満足感が得られた
匂い付きの消しゴムが流行ったり
木工用ボンドで文字を書き
乾かしてみたり
子供の頃は たくさんの遊びが
毎日毎日心を占めていた
その時々に何か悩みとかあったのかなぁ
とその頃の自分をこっそり会いに行きたい気持ち
今朝も犬の散歩に行ったのだけど
毎回思う
うんちする時の あの無防備な感じ
がたまらなく愛おしい
動物に限らずに 人間も
作り込まれてキマってる時もいいけど
ふとした瞬間の無防備な表情や姿勢に
とても愛しさを感じるのです
今日母と妹と一緒に お盆で使う提灯を買いに行ったのだけど 母と同世代の店員さんがとても話好き
私と妹はいい大人なのに 退屈
ようやく支払いが終わる時に 私がどうでも良いような質問をしたしまい
またまたお話しが始まり始まり
妹の余計なことを という鋭い視線を
受けながら
自分にも確実にくる 年齢ならではの
長話に耳を傾けつつ 棒になった足を体重移動でやり過ごした
そのあとのお蕎麦屋さんでも
こだわりの店主はたっぷり1時間かけて
美味しい蕎麦を提供してくれた
本日は待ちぼうけの日だな
そんな日もあるか
昨日何年も会っていなかった友人達と会ったのだが、あまりに久しぶりすぎて お互い近況報告った言ってもなぁ
みたいな空気が流れた
まだ若く 毎日のようにお酒を飲み
男女関係ない、いや今思えば関係ないよね！と思いながらの少しの意識の中
大笑いした思い出ばかり
子供はどうした？とか親の介護は？などなど それなりのお年頃の話を一通りした後、当時した馬鹿な事を思い出し あれは一体何だったのだろうかと笑い合った
ようやく昔の空気になったのは夜も少し更けてから
それぞれの変わらないところ 変わったところ 重ねた年月を味わい
帰り道にニヤニヤして なぜか分からないけど
少し孤独や切なさを感じて
家路についた
過去の大切な友人は変わらず大切だけど今 自分の周りにいる大切な人たちに
無性に会いたくなった
心の設計図なんて無いのだけれど
有ればこれは一体何なのか
知りたくなった夜でした