先日、東京へ行ったときのこと。
地下鉄丸ノ内線に乗ったら、向かいの座席の下にワカゾウが倒れていた。
むこう向きに倒れているので表情はわからないが、かすかに首が動いている。
6割くらいの乗車だったが、例によって誰も見て見ぬふりを決め込んでいる。
こういう時の私は、本当に損な性格である。
無視できずに、隣の車両まで歩いて車掌に「倒れている人がいる」と伝えた。
「えっ?酔っぱらっているんじゃないですか?」「そうかもしれないけれど朝10時だぜ。」ということで、ちょうど停車したのを機に駆け足でワカゾウのところへ来てくれた。
「どうしたんだ?酔っているのか?大丈夫か?」車掌が揺するとぐったりとしたまま「はあ」と応える。
やはり酔っぱらっていたのだった。
「ちゃんとね、座っていないとね、ほかのお客さんが心配するでしょ。」と、やっと座らせた。
車掌が戻って、地下鉄が動き始めてしばらくすると、ワカゾウは座席いっぱいに倒れて眠り込んでしまった。
ワカゾウよ、俺たちに面倒をかけるなよ。
俺たち世代はトシヨリの面倒見るので大変なんだからな。
地下鉄丸ノ内線に乗ったら、向かいの座席の下にワカゾウが倒れていた。
むこう向きに倒れているので表情はわからないが、かすかに首が動いている。
6割くらいの乗車だったが、例によって誰も見て見ぬふりを決め込んでいる。
こういう時の私は、本当に損な性格である。
無視できずに、隣の車両まで歩いて車掌に「倒れている人がいる」と伝えた。
「えっ?酔っぱらっているんじゃないですか?」「そうかもしれないけれど朝10時だぜ。」ということで、ちょうど停車したのを機に駆け足でワカゾウのところへ来てくれた。
「どうしたんだ?酔っているのか?大丈夫か?」車掌が揺するとぐったりとしたまま「はあ」と応える。
やはり酔っぱらっていたのだった。
「ちゃんとね、座っていないとね、ほかのお客さんが心配するでしょ。」と、やっと座らせた。
車掌が戻って、地下鉄が動き始めてしばらくすると、ワカゾウは座席いっぱいに倒れて眠り込んでしまった。
ワカゾウよ、俺たちに面倒をかけるなよ。
俺たち世代はトシヨリの面倒見るので大変なんだからな。