富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

引退するんだって、近鉄で唯一残る河内長野駅の行先表示器

2020年02月03日 | 鉄道・バス

近鉄 長野線の始発駅 河内長野駅。駅舎は南海 高野線と共用しています。右のホームは南海側。

 

プラットホームは島式1面2線のホームですが、うち一方だけが乗降に使用されています。

もう一方は固定柵が設置され、保線車両のみの入線となっています。

 

2020年1月11日 その固定柵にある日大きな掲示板が設置されました。

 

1月20日 日を追って掲示が多くなっていきます。

 

2月1日 内容としては、河内長野駅の行先表示器は近鉄では一番古く44年間使われ続けてきたということ。それが、1月30日に引退するということ。

 

話題の行先表示器ははこれ。フィルムがぐるぐる回るヤツ。正確には「字幕回転式発車標」というそうです。

多くの近鉄電車に付いてる行先表示器(一番最初の電車の写真を参照)と同じタイプです。よく、終点の駅に入線する途中の折り返し電車の行先案内が時間をかけてぐるぐる回っているのを見たことがありませんか?

 

この行先表示器の使用が1月30日で終わるということ。

 

この表示器が誕生してからの河内長野駅と沿線の出来事。

 

近鉄のいろんな行先案内表示器の紹介。

 

そして、行先の種類。6種類しかありません。河内長野駅の場合は発車する列車の種類が限られており、フィルムを回す頻度が少ないため、長い間劣化を免れ、現役で活躍してきました。

 

この掲示は2月6日までされているとのことです。

 

なごり惜しい昭和51年に設置された行先表示器

 

夜間だと目立つ、印刷の擦り切れとテープの補修跡。

 

1月11日 愛着を持った鉄道ファンが何度も何度も写真を撮っていました。

近鉄は字幕回転式の引退に合わせた記念台紙付き入場券を23日に販売したところ、準備した300枚が初日の午前中で完売となったそうです。

ジャーン!

新しい液晶ディスプレイ(LCD)方式の方向案内表示器

 

阿倍野橋駅などにドーンとあるやつと同じです。

富田林駅はまだ「パタパタ」ですが、それも味があっていいですね。「なにが出るか、お楽しみ!」みたいな...

 

さらに、自動改札のところにも新たに設置されていました。

 

近鉄 河内長野駅は単線ですが、頑張っています。(南海 河内長野駅より撮影)

2020年2月2日(HN:アブラコウモリH )

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〈リバイバル・アーカイブス... | トップ | 〈リバイバル・アーカイブス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鉄道・バス」カテゴリの最新記事