富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉滝谷不動 春季大祭 修験大練供養 2017

2017年06月05日 | 私の富田林百景

〈リバイバル・アーカイブス〉2022.5.10~5.30

原本:2017年6月5日

 2017.5.28.11:05 富田林市錦織中一丁目

5月28日の滝谷不動尊の春季大祭で、大峯修験者の大行列(修験大練供養)

 

11:07 大勢の大峯行者が富田林市錦織中一丁目の融通念仏宗 極楽寺から彼方(おちかた)の真言宗 滝谷不動明王寺まで、約1.3kmを練り歩きます。

 

 12:05 富田林市彼方 滝谷不動明王寺 柴灯護摩道場(境内)

約1時間の修験大練供養が終わり、柴灯護摩道場に到着しました。

 

12:20 山主様をはじめ、僧侶の入場です。

 

 12:28 これから、春季大祭の「柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)」が行われます。

ここまでが、大峯修験者の大行列(修験大練供養)の【ダイジェスト版】です。


 実は、大峯修験者の大行列(修験大練供養)には、前があります。

 2017.5.28. 9:58 融通念仏宗 極楽寺 富田林市錦織中一丁目

大峯講の行者さんがこのお寺に集まっておられます。ここから、町内の別の所にまず参られます。

 

 10:00 町内の細い路地を、法螺貝を吹きながら、薬師堂 錦織中二丁目へ参られる修験者の方。

 

 10:03 すぐに薬師堂に到着 町内の方が参集され、一緒にお参りされています。

 

 府道202号の広い道路を通過し、一旦極楽寺に戻られます。

 

 10:52 極楽寺

休憩のあと、いよいよ11:00より修験大練供養(大峯修験者の大行列)です。その前に極楽寺でお経をあげられています。


ちょっと、寄り道して、錦織の町

錦織は、「にしこおり」が普通ですが、「にしこり」、場合により「 にしきおり」と読むこともあり、地元の方でも統一されていないようです。

 極楽寺にある大きなお地蔵さん 正徳四年(1714)の年号が見えますが、これはかなり古い。

 

 「南無阿弥陀仏」六字名号の板碑

 

 茅葺きと大和棟の伝統的な建造物

 

 長い長屋門

 

 江戸期の領主 北条氏の紋の瓦

*江戸時代に大名 北条氏と旗本 甲斐庄氏の分割統治がなされました。

 

 厄や災いを守る鍾馗さん

 

 今も残る大和棟の民家

 

 大峯三十三度満願碑 万延元年(1860)の建之です。ここにも大峯信仰が...役行者が彫られています。

 

 ここにもいらした役行者さま。

 

 町なかにある、「神南辺(大道心) 発起」のでっかい道標 「すぐ 槙尾山」が印象的。


 それでは、本編 大峯修験者の大行列(修験大練供養)の出発です。

 2017.5.28.11:00 富田林市錦織中一丁目 極楽寺を出て、練供養を待つ修験者

 

 11:05 修験大練供養開始。大峯修験者の大行列です。町を東西に二分する府道202号を東に進みます。

 

 11:12 町を出て、近鉄長野線をすぎて、石川にかかる赤い欄干の橋 高橋を渡ります。

 

 11:16 この方が一番偉い方のようです。

 

 11:19 参道は十丁余り 1.3kmほどあります。橋を渡ってから、峠まで昇り坂。不動さんはさらに向こうです。

 

 11:29 さらに坂が急になりました。法螺が鳴り響きます。道中半ば過ぎあたり。ここからきつい!

 

 11:30 法螺は前・後ろ交互に吹かれているようでした。おしりに着けているのは鹿の皮

 

 11:32 経典や法要に使う斧・弓をもつ修験者

 

11:36 出店も多くなりました。参道に出店が並びます。

 

 11:39 峠付近。やっと下りになりました。

 

 11:41 不動さんの西入口を通過。

 

 11:46 出店が並ぶ正門から入ります。

 

 11:51 境内正面の本堂前でお詣り。

 

 12:02 本堂横の柴灯護摩道場(境内)の参集

約1時間のお練りでした。

 

 12:02 道場で法要

 

 12:08 参集した大峯行者のみなさん

 

12:10 いよいよ始まりそうな雰囲気ですが、点火は1時ころです。

それまで、いろんな儀式があります。

 

 12:25 何人ものお坊さんが入場

 

12:26 滝谷不動の山主様と修験者で一番偉いお方様

 

 12:31 「行者問答」の様子 真の行者か「問答」をしています。真の行者でないとこの道場に入れません。

 

 12:27 修験者と僧侶が柴灯護摩道場(境内)に集まりました。「行者問答」とか、法剣・斧・法弓の儀」、「願文読み上げ」のいろいろな儀式がありまして、1時にいよいよ「点火」です。

柴燈大護摩供は修験道最高の大法儀であり、不動明王を御本尊として天下泰平、国家安穏や萬民富楽等を祈念します。

願いがこめられた十数万本に及ぶ添え護摩木が修験山伏の手によって、天をも焦がす大きな炎の中に、次々と投じられ焚きあげられていきます。

 

 「柴燈大護摩供」の使用するろうそくです。

すんません...ここから私は用事があって、見れませんでした。

昨年秋の「柴燈大護摩供」は、関連記事をご覧ください。

関連記事:滝谷不動ー秋季大祭 2016.9.28.

      ・・・「柴燈大護摩供」(野外での護摩法要)の様子はこちらをご覧ください。

      納め不動 ― 滝谷不動尊 2016  2017.1.12.

撮影日:2017年5月28日

2017.6月05日 (HN:アブラコウモリH )

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〈リバイバル・アーカイブス... | トップ | 二上山からの日の出 石川 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

私の富田林百景」カテゴリの最新記事