〈リバイバル・アーカイブス〉2023.11.13~11.27
原本:2022年11月24日
2022年11月19日 15:00 河内長野市寺元 檜尾山 観心寺 本堂
土曜日とあって多くの参拝者でにぎわっています。
鮮やかな朱塗りの本堂(国宝)と綾錦の紅葉が調和します。
紅葉の始めは綾錦。その後落葉の遅いもみじだけが残り、真っ赤に染まります。
本堂からながめ。
横には建掛の塔。
楠木正成は三重塔を計画し着工したが、湊川の戦いで戦死したため、思いは報われず建掛の塔となります。
扉が開けられ、観音坐像が安置されていました。
今年の紅葉は色付きが見事です。
例年にも増しての鮮やかな紅葉で、晩秋の古刹を彩ります。
南北朝の動乱、畠山氏の内紛、信長の河内攻めなど 歴史の渦のなかをよくぞ乗り越えてきたなという感慨があります。
土曜日とあって講演会なども開催され、多くの方が心待ちの紅葉を楽しまれています。
ちょっとひとやすみ。
太い杉の木がその歴史を物語ります。
紅葉のきれいな参道脇の小道。
特産の南天。
「難を転じて福となす。」邪気を追い払う縁起物として、お寺や民家に植えられています。
このあと葉っぱも真っ赤に色付きます。
標高200mの奇跡。奥河内の標高200m前後の古刹にもみじの名所が集中しています。観心寺:210m、 延命寺:194m、地蔵寺:217m、楠妣庵観音寺:185m、弘川寺:194m、天野山:170m。
写真撮影:2022年11月19日
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2022年11月24日 (HN:アブラコウモリH )
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