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大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉近鉄 観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」2

2020年10月20日 | 鉄道・バス

〈リバイバル・アーカイブス〉2022.1.17~1.31

原本:2020年10月20日

2020年9月10日 15:30 近鉄 吉野駅

南大阪線、吉野線の看板特急「さくらライナー」と「青の交響曲(シンフォニー)」。

 

16:04発 大阪 阿部野橋行「青の交響曲(シンフォニー)」。

 

3両編成で、この2両目はラウンジ車両。

1両目・3両目のデラックスシートでも、ラウンジでもゆっくりくつろげます。

 

きょうは乗るぞと、予約しておきました。

「家、富田林やのに、阿部野まで行って、また帰ってこんとあかん。」

でも、切符は『近鉄1dayおでかけきっぷ』やから、なんぼ乗ってもたったの1000円!」

 

730円(特急料金520円+特別車両料金210円)で楽しめる快適空間。

すごいでしょ...窓に合わせて全座席を配置してあるところは観光特急ならでは!

 

サロン席(3~4人用)、ツイン席、1人席が用意されています。どの席も超ゆったり💖

でも1時間15分ほど、ここでくつろいでいるのはもったいない。

 

さっそく2号車のラウンジスペースへ。無料で利用できます。

「青の交響曲(シンフォニー)」特製「木製ものさし&ストラップ」を買いましたよ~。

 

はたまた、電車の中に公園の木製ベンチみたいのが...

 

ここは吉野や奈良の雑誌が読めるライブラリーです。ここも無料。

 

電車とは思えないスペース。取っ手ひとつにも、手作り感が...

無料に弱い高齢者に近い中年にはすごくいい無料空間です。

 

充分堪能した後、座席に戻り、1号車。

 

前の折りたたみ机にも「青の交響曲(シンフォニー)」のロゴが...

 

今度は外から眺めます。

吉野駅で出発を待つ「青の交響曲(シンフォニー)」。

 

吉野神宮駅を過ぎて、すぐ吉野川を渡ります。

 

ガタンゴトンとゆっくり進みます。

窓の大きさが3種類あって、中窓が元々両開き自動ドアのあった場所。4枚ドアで6200系通勤電車を改造したのがよく分かります。窓に合わせて座席を配置しているため、1・3号車のサロン席(3~4人用)とツイン席(2人用)、シングル席が変則的な座席配置になっています。

 

上路式トラス橋を進む姿は、様になりますね。

3両編成の近鉄特急は珍しい。

 

橋の大きさがよく分かります。

改造費用は2億円(1編成3両分)。それでも「しまかぜ」のように新しく観光特急を作るよりは、1両当たりの経費は4分の1。

 

まもなくカーブして大和上市駅に到着。

 

大和上市駅を過ぎて下市口駅を通過。

 

2号車ラウンジ、木目調のゴージャスな車内。桜をあしらったパーテーションがおしゃれです。

「これ作るのに手間掛かっているやろなあ。」特別車両料金の追加分が210円とは思えない、充実感。

 

二上山が見えてきました。

サロン席のおしゃれなテーブルライト。

 

大阪 阿部野橋につきました。

「ああ楽しかった。富田林に帰らんとあかん。」

写真撮影:2020年9月10日、24日ほか

2020年10月20日 HN:アブラコウモリH

 

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