〈リバイバル・アーカイブス〉2023.9.18~10.2
原本:2020年2月17日
2020年2月15日 近鉄 富田林駅
9:22 すごい行列
駅前ですごい行列ができています。
途中で折り返して、この行列は何でしょうか?
近鉄フリーハイキング 古市駅長お薦め 「ごきげんさん 富田林ごりやくハイキング」 の行列でした。9時30分から受け付け開始。
天候も雨があがり、寒さも和らいで、まずまず良い天気に恵まれました。
〈画面をクリックすると拡大します〉 部分図 フリーハイキングの行程です。
9:31 まずは最初の「ごりやく」は、「歯痛の観音さん」
「葛井寺へ向かう巡礼街道の脇の「西国三十三度満願供養塔」の塔身におられる観音さまです。 そのお姿から、「歯痛の観音さん」と呼ばれ親しまれ、近在の方々に慕われてますねん。」
これから巡礼街道をとんだばやし寺内町の方へ歩きます。
ここは寺内町の北の入口
道標とお地蔵さまがおられます。
〈北口地蔵〉 富田林市本町11-22
「大切に守られてきたお地蔵さま。お花が絶えないこのお地蔵さまは、俗に『夜泣きの地蔵』の名があり、 赤ちゃんの夜泣きや疳(かん)の虫に効くそうな・・・」
9:43 寺内町をいくハイカーのみなさん
9:44 「ここかな...」 薬師堂に到着
9:46 浄谷寺のおかみさんに接待をしていただきました。
*薬師堂は浄谷寺の境外堂
きれいな飾り付けで、御開帳です。
やさしい薬師様は今後私がお世話になる可能性が大なので、しっかり拝んでおかなくてはなりません。
「薬師堂の薬師如来さまは、恋文でつくられたとか・・・乾漆坐像で胸に赤い卍が描かれ、美しい仏さまです。」
9:48 西に浄谷寺を見て、富田林街道に向かいます。
9:55 ここは富田林街道。堺市美原区平尾のほうへ向かうので地元では平尾街道とも言っています。
これからみなさんはPLの坂を登っていくことになりますが、私はこれから会社に出勤するのでここまでです。
さいなら...
で...このコースは、もともと私たちが作った 「ごきげんさん❤富田林 旧街道で、ごりやくめぐり」〈パンフ〉なので、きょうのゴールまでの「ごりやく」をご紹介しておきます。
〈おかえり(権兵衛)地蔵〉 富田林市廿山2345
「平尾(富田林)街道と向陽台に向かう三叉路脇におられます。昔は暗くて寂しい峠越えの道でした。きっと、道中の安全をお地蔵さんにお願いしたことでしょう。「おかえり!」と元気よく迎えてくれるかな?」
〈延命地蔵〉 富田林市廿山1-10-1 長福寺
「御歳650歳。お寺の門前で、たたずんでおられるお地蔵さん。
みなさんに「延命地蔵」とよばれて、慕われています。 お地蔵さんのごりやくにあずかれるかも・・」
〈花そげ地蔵尊〉 富田林市錦織北3ー2-43
「錦織・彼方等の人々が廿山のお墓に参るとき、お花を持ってここを通ります。 しかし、このお地蔵さんにお花をお供えする人がいなかったことから、花そげ(供花しないの意)地蔵尊といわれてきました。今も安産・子授け・難病平癒などで、お参りされる方がたくさんおられるとか・・・」
〈聖音寺 矢疵(やし)観音〉 富田林市錦織南1-21-10 聖音寺
「本尊 如意輪観音像は、身代わり観音さんとして名高く、楠公さんゆかりの「矢疵観音」とよばれています。」
ほどなく、近鉄 滝谷不動駅に着きました。
おつかれさま、山ありの行程8kmの道のりでした。
〈画面をクリックすると拡大します〉
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関連記事:近鉄フリーハイキング 「ごきげんさん 富田林ごりやくハイキング」第3弾 レポート 2019.2.17.
近鉄 ごりやくハイキング 2018.2.18. 2018.2.20.
きんてつ 「ごきげんさん 富田林ごりやくハイキング」 2017.2.13.
撮影:2020年2月15日
2020年2月17日(HN:アブラコウモリH )
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