名物社長

古今東西、名物社長と呼ばれる人は数知れず。
しかし、この２００７上半期の”名物社長大賞”は間違いなく

　ミートホープ株式会社　田中稔社長

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でしょう！

ハイ、拍手、拍手　(^人^)(^人^)(^人^)(^人^)
　　　　　　　　(^人^)(^人^)(^人^)(^人^)(^人^)(^人^)
　　　　　　　　　　　　(^人^)(^人^)(^人^)(^人^)


すげーよ、この人。
食に対する安全性を完全に崩壊させたからね。
雪印とか、不二家とか、そんなレベルじゃないもん。
開き直りきってアジの干物状態。
いや、そっくり返っちゃってスルメのあぶり(笑


もう、この人のおかげで冷凍食品を安心して口に出来る人は
いなくなったでしょ。
コンビニの弁当なんかも出所は同じだから、これもダメでしょ。
ほか弁も言うに及ばず。
ファミレスもかなりヤヴァーイかもしれない。

今回の一件で
『大企業が作る食品の値は
　　常に　企業利益＞安全　であり、
　　この場合において
　　消費者への配慮は最小となる』
ということをピタゴラスの直角三角形に定理のように
みごとに証明したのですから、賞賛に値します。

雪印・不二家の証明では、今ひとつ踏み込みが甘かったと
言わざるを得ませんでしたが、
今回はミートホープ社いち企業だけの問題ではなく、
加ト吉をはじめとする仕入先の大メーカも
『安い仕入先であればどんなものでも良い。
　入庫の検品なんかしてません』ということを
同時に証明したことが非常に価値があって興味深い。

日本の食卓から冷凍食品・チルド食品が消えること
まず間違いなし。
数年後に『日本の食卓を変えた男』として【Ｆｏｒｂｅｓ】の
表紙を飾ってもおかしくないヨ！！


ほんと、この社長はすげーよ。
錬金術師だもん。
腐った豚肉どころか病死した家畜、廃棄予定のドッグフード
犬、猫、ネズミ...何からだって”牛肉”作っちゃうんじゃないの？
逆に『どこまでいけるか？』って試してたりして(笑

最後は自分も機械に入ってミンチになって
『悪徳コロッケ』ってオチじゃなかろーなー



　


この問題を考えると、リアルに吐き気をもよおすので
あまり扱いたくありませんでした。
でも、あの社長の発言を見ていると...
私は冷凍食品をほとんど食べませんが、
食品企業の良心とはどういうものか痛感させられた
気がして、いままで食べてきたもの全てについて
考えさせられてしまいます。