音楽教室paragon 上原です
最近ハマっている事がありまして
手持ちのギター全部のネックの仕込み角修正です
ネック角修正とは
ギター本体とネックの部分が取り外せるエレキギターで
本体とネックの取り付け角度が一直線になっていないギターのネックを
取り外してネックと本体との接地面にシムを入れて
弦をネックと並行になるように修正する事です
色々な素材で出来ますが
有名どころで言うとVAN HALEN がピックを挟んで
修正していたそうな
でもシムは素材によって音に影響が出ます
簡単な方式でペラペラなプラスティック下敷きで
やったらペラペラの音でした
素材によって音伸びや音質の低下が感じられます
市販のカーボンファイバー製のシムは
ちゃんと音も弾き心地もよくなりました
これに味を占めて
数十年経った我が所有のギター達のメンテナンスと共に
ネックの仕込み各修正をしています
ネックを外しシムを入れて
音合わせて弾いてみて弦高を調整して...
１本で数時間かかります 腰に負担がかかります
楽器は持っているだけで維持管理に手間とお金がかかります
手放した方が良いものもあるのかもしれませんが
手の掛かるものほど愛着も湧きますし
何が何でも綺麗にしてやる気持ちで取り組みますので
時間があっという間に過ぎて行きます
でも以前よりずっと弾き易く手に馴染んだ楽器達を
見るにつけ頑張ろうと気持ちも湧き立ちます
ギターの押さえが高いフレットに行くと弾きにくい
と感じているあなたのネックは仕込み角が合っていません
今すぐ修正してちゃんとした形で練習しましょう
こちらの体験レッスン等では
持参した楽器の全体的な様子を見て
不具合があればその箇所の修正方法も教えています
さわかやな季節の秋の夜長
沖縄では湿気が和らぐので
楽器のメンテナンスに良いですよ！